●シダレモモ(枝垂れ桃)

我が家の畑に植えられているのは花桃(ハナモモ)の枝垂れ品種です。
長男の小学卒業の記念樹でして、2007年現在で19年経ちました。
小さな苗だったのでそのとき樹齢1年とすると、樹齢20年になっています。
最初は庭に植えたのですが、一年経っても全然生長しないので、近くの畑に植え直しました。
畑に植えたら生長が始まったのですが、枝垂れなので小さくても伸び始めると枝が曲がってしまうのです。
高くしてから枝垂れにさせるには、どういうふうに剪定をすればよいかわかりませんでした。
桃は樹液が出やすいので、強剪定はできるだけ避けますが、この若木のシダレモモの場合は季節を問わず剪定しても大丈夫でした。(マネしないでくださいね)
普通、剪定は冬に行い、太い枝は切り口に保護剤を塗っておきます。

それから10年間ぐらいはぐんぐん高く上に伸びて育ち、それから横幅も大きくなり、現在は手入れなしでほぼ同じ樹高で止まっています。もうこれ以上高くなりそうにありません。
下の太い枝やたくさんある細かい枝を冬になったら剪定しなくてはと思っていますが、そのままでもう4†5年が過ぎています。
太い枝を剪定すると枯れやすいらしく、さすがに切る度胸がありません。

2007年のシダレモモ
2007-4-4
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下の方の枝に白の花も混じっていたのですが、日が当たらなくなり枯れてしまいました。
2007-4-5
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例えば白、赤、ピンクの花の枝の場合は、白の枝を残したほうが良いと何かの本で読んだことがあります。濃い色の枝のほうが優勢なのか、我が家でも全く白の枝は現れません。

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2008年のシダレモモ
同じシダレモモですなのですが、色が薄く見えます。カメラやお天気が関係しているのでしょうか・・・このシダレモモの画像は3台のデジカメで撮ってあります。
開花はその年の気候でずれがあります。それとも咲き始めの花が薄いのかな?
毎年咲いていても、色の移り変わりまでしみじみ観察していないことに気付きました (/-\)
2008-4-7
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たくさんの細かい枯れ枝があります。花より枯れ枝のほうが多いみたい ( ̄。 ̄;)
4-7
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2009年のシダレモモ

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2010年のシダレモモ
枝によってはこのように見事に咲いています。
2010-4-9
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遠くでみるとそれほどでもありませんが・・・
4-14
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近くで見ると、シダレモモの花が花が枝いっぱいに咲いています。
淡いピンクで、とてもきれい (*⌒ー⌒*)
4-14
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2011年のシダレモモ
樹齢25年になりました。
今回はシダレモモの樹冠の下に、少し寒肥をしてみました。
北側の下の枝のつぼみです。いつもよりつぼみがたくさんあります。
2011-4-9
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枝いっぱいに咲いた花は見事です。
通りがかった人が立ち止まってしばし眺めているのですよ。
ほんとうに今年は見事に咲きました (⌒▽⌒)
4-15
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いろいろな方向から眺めてください。
↓野菜畑から眺めたところで、近年の畑の栽培面積比率は野菜、花、果樹と1/3 ずつになっています。
シダレモモの左側の黒く見える高さのある樹木はワビスケ、中に入っているように見える株立はロウバイです。
手前はチューリップスイセンムスカリヒヤシンスクロッカス、バラも30本ほど植えてあります。

4-15
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上の画像の位置より少し右に移動して見たところです。この角度が正面になるようです。
傘のような形になっています。こういうのを傘仕立てというのでしょうか。
シダレモモの株元の右側に咲いているのは、ハナニラです。
左の樹木はサクランボ「暖地」です。

4-16
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滝桜ならぬ滝桃です。滝というほど長く枝垂れてはいませんが・・・
手入れを全然していないので仕方がありませんね ( ̄△ ̄;)
4-16
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この角度は家を出て最初に見るシダレモモの姿です。南(右側)に並んで植えられているのはロウバイです。どちらも大きくなってしまい、ケンカ中なので、近々ロウバイを植え替え予定です。(2012年の3月予定)
シダレモモの右側の枝が無くなっているのは、ロウバイの枝が張り出してきてから日があたらなくなってしまって枯れたからです。
桃は寿命は比較的短いらしいので、ロウバイを植え替えることにしたのです。
ロウバイもむずかしいのですが、定年退職したばかりの庭づくり名人に移植してもらうことになりました。その様子→落葉樹「株立ロウバイ」の移植

4-20
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今年のシダレモモは長く咲いていますが、色も濃くなって葉も伸び出しています。
花の終わりはこんなに赤くなるとは気が付きませんでした・・・
4-22
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今までは寒肥は特にしていませんでした。まわりに野菜や花が植えられているので、そちらの肥料を横取りしているのかと思っていましたから・・・
シダレモモ専用に寒肥をするともっと長い滝のように花が咲くのでしょうか。

シダレモモの下で上を見上げると枯れ枝がたくさんあります。でも細かい枝が枯れたら風に吹かれて自然に落ちると居直り、この先も手入れをしないことにしました。(マネしないでください)
老木に近い桃は剪定が苦手らしいので・・・ということにしておきます。本当は木のぼりをして落ちると怪我するのが恐いからです。木のぼりは大好きでしたが、最近運動していないので自信がありません。
4-22
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シダレモモ(枝垂れ桃)の下で草取りをしていたら、見かけない鳥が忙しく木の間を飛び回っています。静止している植物と違い、動いている動物などはうまく撮れませんね。
5-14
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この鳥はキツツキの仲間のコゲラであることが10ヶ月過ぎに偶然わかりました。

その三日後にはヨコズナサシガメも見つけました。
よく見ると畑や庭にはかなりの天敵がいるのがわかります。

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