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シラン(紫蘭)
ラン科 シラン属
原産:日本、台湾、中国
別名:ベニラン
花期:5†6月
花色:赤紫、白、ピンク覆輪
草丈:30cm†40cm
花期:5月上旬†6月上旬
シラン(紫蘭)は関東以南に分布している宿根草です。
開発や乱獲で減ってしまい、環境省の準絶滅危惧種に指定されているランの仲間です。
でも花壇や庭で一般的に栽培されていて、我が家の庭でも数ヶ所で群生しています。
2010年のシラン
我が家に昔からある赤紫のシラン。40†45年前からあり、多分2度ぐらいしか植え替えしていません。
これより殖えもせず減りもせず・・といったところです。
植えたままなので根詰まり状態ですが、かなり強健らしく弱った様子もありません。
2010-5-15
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2007年 白のシラン
白のシランは30年前にもらったもので、しばらく畑の隅の日陰に植えてありました。
畑から上の赤紫のシランの隣に移しましたが、再び株分けしてこちらのシェードガーデン(日陰の庭)に移しました。
画像が残っていた2007年からの記録です。
2007-5-11
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ここにはツワブキやギボウシ(ホスタ)、ヒューケラ(ツボサンゴ)、ブルンネラ類、ホウチャクソウやキバナホウチャクソウもあります。
2007年に植えた白のシランが3年経ったらこれだけ殖えて来ました。
胴葉の植物はリシマキア・ファイアークラッカーで、大きな葉は斑入りミズヒキです。
2010-5-18
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背景のブロック塀がカッコ悪いですね (^_^;)
我が家の庭は奥行きがなく、細長い花壇なので、あと1mほど奥行きも欲しいですね。(およそ1.2m×70m)
そのため樹木なら中央に1本ずつ横並びにしか植えることができません。
2010-5-21
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5月中旬過ぎの風のない暑い日になるとつくば名物のアシナガコガネがいろいろな花に悪戯します。
白やピンク、黄色などの淡い色の花が特に好きみたいです。
初夏の時期にはたくさんの花がいっせいに咲くので、被害が甚大です。
2010-5-22
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2011年のシラン
これまで真っ白のシラン(シロバナシラン)と思っていたのですが、画像を見たら花の先端が淡いピンクでした。
これは口紅シランという品種?
また斑入りの葉のシランの品種もあるそうです。
5-20
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葉に穴があります。犯人はバッタ?
2011-6-15
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今年の口紅シランの紅葉です・
2011-11-26
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冬枯れのシランですが、翌1†2月ごろまではこのままでおきます。
以前は暮れまでには刈り取ってスッキリさせましたが・・・単なるズボラですが、冬枯れを楽しんでいます。
緑の細い葉はハナニラ(イエイオン)です。
2011-12-10
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2012年のシラン
我が家のシェードガーデン(日陰の庭)です。
先の東日本大震災で崩れたブロック塀沿いに細長く続いています。早く直したいのですが、東側の道路拡張工事が終わってからになります。
白い花が口紅シランで、手前の黄色のグランドカバーはセダム「アカプルコゴールド」です。
2012-5-30
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口紅シランが大分殖えてきました。
口紅シラン、斑入りミズヒキ、リシマキア・ファイアークラッカー、ギボウシ(ホスタ)の陣取り合戦です。
ホスタ以外はいずれもしたたかに生き延びています。
2012-5-31
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別の場所に植えてある赤紫シランのきれいな紅葉です。紅葉はその年によって大分違いますね。
2012-11-8
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2013年のシラン
口紅シラン辺りは年々ジャングル化しています。実際はもっときれいなのですが・・・
2013-5-28
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こちらは市内のお宅の生垣のまわりに植えてあった紅葉しつつあるシランです。
シランもこんな風にたくさん植えてあるとグランドカバーになって防草効果も期待できるし、季節を通して楽しめますね。
2013-10-5
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2014年のシラン
アナベル(左側)を境にして東西にあるシランの西側のシランです。
右手にはシュウメイギク、トウテイラン、ナンテン、メギ、ハナユズ、ロウバイと続きます。
今度こそここは植え替えしなくては・・・
2014-5-29
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シラン(紫蘭)の育て方
◆適した場所
シラン(紫蘭)は丈夫な植物で半日陰から日向まで適応し、乾燥にも過湿にもよく耐えます。
我が家には日なた、半日陰、日陰と3ヶ所に植えてあります。
植えつけ時には十分な有機物と緩効性化成肥料を施します。肥えた土壌ならそのままで植えつけても。
◆水やり
水やりは庭植えには不要ですが、夏などに乾燥が強い場合に与えるようにします。
◆肥料
花の終わった直後から秋までの間に2ヶ月に一回くらい有機質肥料を与える。
肥えた土壌なら必要ありません。
◆病害虫
我が家では画像にように白い花にアシナガコガネ、ときには葉に穴が空いているときがありました。
ハダニが発生することがあるようです。
◆植えつけ・植えかえ
まめに植え替えは必要ありませんが、込み合ってきたら株分けをします。
ある程度花がまとまって咲いたほうが見栄えがするので、細かく分けないほうがよいでしょう。
時期:10月†11月 春先の芽吹き前。
◆殖やし方
株分け
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