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2010年の軒下でのプランター栽培の様子
ベビーリーフとはハーブ類やアブラナ科、アカザ科、キク科、セリ科などの葉野菜の若い葉のことをいいます。若い葉(赤ちゃん葉)を使用するので、季節にもよりますが、芽が出てから20日†1ヶ月前後で収穫できる野菜です。
余った種子などもベビーリーフとして活用できるし、家庭菜園の楽しみとしての利用なら何種類かミックスしてある「ガーデンレタスミックス」や「ベビーサラダミックス」を利用すれば、葉の形や彩りもよく単独で何種類も購入するよりお得です。
主にベビーリーフに利用できる野菜
(ベビーリーフとしてではなく、各野菜の育て方や栽培記がリンクされています)
ハーブ
シソ、ルッコラ、イタリアンパセリ、スープセロリ、チャービル、チャイブ、ナスタチウム(キンレンカ)、バジル、フェンネル、ルメックス、ステビアなど
アブラナ科
ツケナの仲間(コマツナ、ミズナ、ミブナ、ターサイ、サントウサイ、ノザワナ、チンゲンサイ
カラシナの仲間(レッドマスタード、グリーンマスタード)、ケールなど
アカザ科
ホウレンソウ、フダンソウ、スイスチャード(セイヨウフダンソウ)、ビートなど
キク科
春菊、レタスの仲間(リーフレタス、玉レタス、サラダナ、エンダイブ、サンチュ、サニーレタス、コスレタス、チコリなど)、葉ゴボウなど
セリ科
ミツバ、パセリ、ニンジン、セロリ(セルリー)、チャービルなど
プランター栽培
野菜を初めて栽培するひとでもベビーリーフならすぐに収穫の喜びを味わうことができます。
菜園がなくても、プランターなどで手軽に栽培することができるのでおすすめです。
3時間†半日ぐらい日照時間があれば大丈夫だと思います。
市販の野菜培養土を利用すればお手軽です。
タネまきはすじまきあるいはばらまきでもよいでしょう。
細長プランターではすじまきは2列にし、深さ1cmの溝を作ってまきします。
間隔は1cmで、覆土はタネがかくれる程度です。細かいタネが多いのでなるべく重ならないようにまきます。覆土したら軽く手で押さえから最後に水をやります。
小さな鉢でしたら発芽まで霧吹きなどで水を与え、土を乾かさないようにします。
細長プランターは芽が出るまで新聞紙などでプランターを覆い、新聞紙が乾いたらその上に水をかけておきます。発芽適温は20℃ぐらいで2†3日で発芽します。
寒い時期の丸プランターでは発芽適温や生育適温になるように買い物袋などを利用して保温すると発芽や生長が早まります。結び目を少し開けておけば高温や蒸れにも安全ですし、運ぶのも楽ちんです。
本葉が出てきたら2週間に1回程度、液肥を与えます。
葉が重なり合うようになったら随時収穫をかねて間引きます。
収穫は外側の葉から摘み取っていく方法と株元から少し上を残して刈り取る方法があります。
赤葉系の種類を一緒にまけば見た目にもきれいで、育てて楽しい気分になれます。
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菜園栽培
植え付けの2週間前までに苦土石灰を100g/†を散布してよく耕します。
元肥として1週間前までに堆肥2kg/†や化成肥料100g/†を入れておきます。
ベビーリーフは条間10cmですじまきとするかばらまきでもよいでしょう。
すじまきの場合は板で深さ1cmの溝を作り、そこに種子まきします。
間隔は目安は1cmで、覆土はタネがかくれる程度です。細かいタネが多いのでなるべく重ならないようにまきます
種子をまき終わったら覆土して、軽く手で押さえから最後に水をやります。
間引きや追肥はプランター栽培に準じます。
収穫後、条間に化成肥料を30g/†パラパラと追肥しておきます。
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