住宅街のコルジリネ(ニオイシュロラン) ドラセナ?
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コルジリネ? ニオイシュロラン? ドラセナ?
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このつくば市にある建売分譲地の管理するところに行き、なんという種類か聞いてみました。
調べてくれた結果、コルジリネではなく「ドラセナ」ということです。
いままでコルジリネと思っていたのですが、本当にドラセナなのでしょうか?
納得がいかないのでネットで調べたら、どうもコルジリネ(ニオイシュロラン)みたいです。
ニオイシュロランに限らすコルジリネ類は、以前はドラセナ属に含まれていたため、今でも「ドラセナ」という名前で出回ることが多く、誤解が多いとのことです。
多分ここの造園関係者もそういうことで「ドラセナ」と記したようです。
一般に出回っているコルジリネは、暖地で庭植えされているニオイシュロランの銅葉の品種や鉢植えのストリクタ等が多いそうで、ある程度の寒さには強く丈夫ということです。
コルジリネ・オーストラリス(アウストラリス) Cordyline australis
リュウゼツラン科 コルディリネ属(センネンボク属)
Cordylineとはこん棒という意味があり、大きい多肉質の根茎をさしているようです。
常緑小高木 (条件次第ではかなり高木になるようです)
原産地 : ニュージーランド
和 名 : ニオイシュロラン
多分、この樹木はコルジリネ・オーストラリス(ニオイシュロラン )ではと思います。
間違えていたらごめんなさい m(_ _)m
コルジリネ(ニオイシュロラン)は南国ムードやプロバンス風を演出する樹木として人気があるそうです。
それで多分近くの建売分譲地でも道路や庭に取り入れているのでは・・・(上の画像)
つくば市はたまには雪が降り、からっ風が吹いたり霜も降りるのですが、植栽してから2~3年のこのコルジリネ(ニオイシュロラン)は耐寒性では問題ないようです。
ここを歩くとまるで別天地のような気分・・・
これで海が見えれば最高! でもここから見えるのは芝畑や田んぼと筑波山だけ・・・
コルジリネ(ニオイシュロラン)はグリーンのほかに銅葉の品種もよく使われているとのこと。
多分ニオイシュロランの銅葉だと思うのですが・・・洋風の建物にマッチしていると思います。
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つくば市にあるプロバンス風の住宅地にて
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こちらは真冬のときのお隣の街のコルジリネ(ニオイシュロラン)です。(多分)
まだ小さな木ですが、板塀ともマッチしています。色が赤みが入っています
ネットではコルジリネ(ニオイシュロラン)はすぐ大きくなるように載っているところもありましたが、本当かしら?
まだまだなぞが多いコルジリネ(ニオイシュロラン)です。
最近人気が出てきた露地植えもできて幹が太いのは、ユッカ・ロストラータ(Yucca Rostrata)といい、通称赤ドラセナとあるサイトにありましたが、ユッカとドラセナは下記のように属が違っています。
まだまだややこしくてわからないことだらけのコルジリネ(ニオイシュロラン)、ユッカ、ドラセナですが、属を主体にしてまとめてみました。
参照ウィキペディア
・コルジリネ
キジカクシ科 センネンボク属(コルジリネ属)
・ニオイシュロラン
キジカクシ科 センネンボク属(コルジリネ属)
コルジリネとニオイシュロランは同属で地下部に多肉質の根茎があるとのこと
・ドラセナ
キジカクシ科 ドラセナ属 (リュウケツジュ属ともいう)
・ユッカ
イトラン属 ユッカ属
このように属は分かれていますが、実物と名前が一致しないと何にもなりませんね。