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乳酸菌防除液(米のとぎ汁と牛乳)の作り方

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友人の家にいったときに「現代農業」がたくさん置いてありました。「現代農業」の記事をなにげに見ていたら役に立つ記事がいくつかありました。その中のひとつ(2004年10月号)の中に乳酸菌防除がありました。本を何冊か借りてき試してみることにしました。

さっそくペットボトルに米のとぎ汁8分目を入れて牛乳(乳酸菌のエサ)をコップで半分~一杯ぐらいを口いっぱいに注ぎます
そうすると最初は牛乳が全体に拡がり白濁しますが、2~3日で発酵してくるのがわかります。白いフワフワの塊が最初は浮いていますが、中はうっすら白く濁った半透明の液体になり、やがて塊が底に沈みます。酸っぱいにおいがしたら完成で、そのまま半年ぐらい保存できるとのことです。

作り方はただそれだけなので超簡単です。なにも面倒なことはなく、材料もペットボトルと米のとぎ汁と少量の牛乳だけ。牛乳はもっと少ないときもあります。牛乳の量はいつもいい加減ですが必ずできてきます。

我が家は1日に9合の米を炊くので毎日たくさんの乳酸菌液ができます。ペットボトルは飲み残したもの(ジュースやポカリ系)を入れたまま作ります。甘い成分は微生物のエサになるかなと思ってのことですが、実際は良いのか悪いのかわからずに作っています。


後方4Lのペットボトルは発酵して半透明になったものです。
左前方は作って3~6日ぐらいのものです。
2011-6-4
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毎日2L入の乳酸菌液ペットボトルが出来ますが、結構濃いめの液かと思います。
これを薄めて散布するのですが、私はこの乳酸菌液1本をジョウロで3~4回に分けていろいろな植物にかけています。多分これは相当濃い液になっているかと思います。
あまりに濃いので植物の影響はないかと心配しましたが、悪い影響はでなかったと思います。

これほど現在はご飯を炊く家は少ないですから、2番目のとぎ汁も入れて割り増ししてもよろしいのでは・・・ペットボトルも小さいのに入れたりと調節してください。
※米は今流行りの無洗米では薄くてできないかもしれません

フタをゆるめると、プシュッとしますが、発酵しているのですね・・・
けれどどんどん使わないとたまる、たまる!

たくさんあるので、草花にも野菜にもジョウロでむやみやたらとかけています。
野菜畑に白絹病がひどかったところがあり、石灰をたっぷり振ってビニールを掛けて、ひと夏そのままにしておきました。そこへ秋になってから乳酸菌の原液をまいたのですが、2012年は白絹病が発生しませんでした。白絹病もトリプルパンチを食らったのかなとほくそ笑んでいます。


2012年は原液で鉢植えの植物にかけましたが大丈夫でした。
(これがよいのかどうかはわかりませんが・・・)

なお「『現代農業』には、1000倍の乳酸菌液となっています。
半年以内に使用したほうがよいようです。

それに米のとぎ汁を捨てないで利用できるのは嬉しいです。(ちょっとしたエコになっているかな。
何でもただ捨ててしまわないで工夫して役立つようにしたいものです。