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シモフリスズメ

シモフリスズメ,ゴマ(胡麻),コムラサキ,コリウス,大きな糞,

シモフリスズメ
スズメ科
食草:ゴマ(胡麻)、シソ(紫蘇)、キリ(桐)、クサギ(臭木)、ネズミモチ(鼠黐)、ムラサキシキブ、ガマズミ、ハマゴウ、モクセイ、ヒイラギ、オリーブ、ノウゼンカズラなど

我が家のコムラサキ(ムラサキシキブ)とコリウスの寄せ植えのプランターの下に大きな糞が・・・
2012-10-22
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※大きな画像だし芋虫なので、この下からは虫の苦手なかたは見ないでね。


コムラサキ(ムラサキシキブ)の葉が何者かに食べられていました・・・
コムラサキを見つけてもいないし、夕方なのでこの日はそのままにしてしまいました。
2012-10-23
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次の日、水やりをしながらよく見たら、シモフリスズメがいました。
コムラサキ(ムラサキシキブ)ではなくシソ科のコリウスにいました。好物のコムラサキやコリウスが一緒に植えてあったので、シメシメと思ったでしょうね。

昔はゴマ(胡麻)の葉を全部食べ尽くしてしまうイモムシを見るとぞ~っとしたものでした。
今でこそ笑い話ですが、その頃はイモムシ類が嫌で農家には絶対嫁にいかないと固く思っていたものでした。
2012-10-23
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子供のころはゴマに付くので、ゴマムシと呼んでいました。
今でもシモフリスズメと言わないで、ゴマムシで通していますが・・・
2012-10-23
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シモフリスズメの特徴は、頭に近い部分と尾角に白い突起物があることと体の斜め縞模様かな・・
2012-10-23
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とにかく大きな体で、スズメガの中でもシモフリスズメとメンガタスズメがダントツ。
今ではこの模様を見てきれい! とまではいきませんが、昔とは全然違いますよ。
2012-10-23
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パックに入れてコリウスとともにパック詰めされたシモフリスズメの幼虫。
2012-10-23
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2日ほど過ぎたら、体色に変化がありました。熟した体はもうすぐ蛹になる準備が始まります。
蚕のときはこのようになると「あかるむ」と言っていましたよ。(赤るむ・・かな)
2012-10-25
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土を入れても落ち着かない様子で出たがっているようです。
多分自分が良いと思うところに行きたいのでしょう・・
2012-10-26
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あっ、やっぱり脱出してしまいました!
2012-10-26
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傷だらけの廊下を少し歩いて満足してもらい、元の場所にお帰りいただきました・・・
↑傷だらけのローラ~♪ ローカ~♪ 
2012-10-26
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上より4日過ぎると体色も白くなってきました!
2012-10-30
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さらに3日経つと、右側の長い尻尾みたいのは、成虫になった時に口吻となる部分だそうです。
2012-11-3
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もう茶色の蛹になっています。この1週間は目まぐるしく変化していますね・・
その後のシモフリスズメの行方は、管理人の脳細胞の事情により定かではありません。 m(_ _)m
多分蛹のままで越冬し、春に羽化するはずだったのに途中でゴミとして捨てられてしまったのかも・・?
2012-11-5
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2016年は再びコムラサキ(ムラサキシキブ)の枝にいました。
2016-10-15
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捕獲してから三日で体色が変わりました。今度こそ成虫になるまで観察すると思いましたが・・
やはり冬を越したらシモフリスズメの入れ物が無くなっていました‥ 
一体、犯人は誰?  大体わかってはいますが (>_<。グスン
2016-10-18
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2020年7月下旬のことです! 
オリーブの木には毎年数匹サザナミスズメが招かざる客としてきています。最初はそれかと思ってよく観察していませんでした。でも徐々に体の大きさや模様が違ってきたのです。
(いつもスズメガがいることに気付くのは大きな糞(ふん)を発見してからです。)
早速捕獲し観察することにし、4~5日間は一日に数度オリーブの茎付き葉を与えていました。夜寝る前の11時頃見た時も熱心に食べている最中なので葉を与えましたが、朝に見た時には全部平らげて茎だけになっていました。上の画像のシモフリスズメの幼虫と全く同じ色模様です。
現在はペットボトルの中で無事蛹になっています。今度こそ成虫の画像を撮ってみたいものです。
寄生されていない幼虫なので、今年は成虫の画像をお目にかけることができるかもしれません。
※追記 なかなか羽化しないので、棒でつついてみたら蛹は空っぽでした。ペットボトルのフタにキッチン排水溝用ストッキングタイプを使用し、輪ゴムで止めていたのですが、頭でのけて脱出したのでしょうか。幼虫ならいざ知らず、蛾になってもなかなか力持ちです。
それから室内やら庭を探していたら軒下に半分ほどしか残っていない蛾の残骸を見つけました。でもそれは想像より小さな蛾だったので、果たしてそれがシモフリスズメだったのかはわかりません・・
最初の蛹から3度目で、8年越しのチャンスでしたが残念無念!