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コデマリの花 コデマリの育て方

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コデマリ
バラ科の落葉広葉低木(中国原産)
別名:スズカケ

コデマリは木もあまり大きくならないで、場所をとらずに花も美しいので見かけることの多い花木です。 また強く丈夫で育てやすい花木なので昔から愛されてきました。

コデマリの木の高さは1~1.5m程度になります。ユキヤナギみたいに、枝が弓状に湾曲します。

コデマリは和風、洋風いずれの庭にも似合います。
庭植えの場合は単植もよいが、列植、群植にするとボリューム感のある美しさを出すことができます。

コデマリの花がしだれて咲くさまは風情があり、江戸時代から茶花として愛用されているそうです。

また切り花にしてフラワーアレンジにしたり、単植の鉢植えもでもいいし、また寄せ植えにして楽しんでもよいのでは。

コデマリはひとつの花房にたくさんの5弁の小さな花が集まって、球状に咲きます

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コデマリの蕾(つぼみ)5-3

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コデマリの花 5 4


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ウェルカムボードのコデマリの花 2007-5-6


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竹で作った一輪挿しのコデマリの花


コデマリは一重咲きが一般的な品種ですが、この他八重の花が咲く八重コデマリがあります
繁殖力おう盛なコデマリは庭に植えるとよく育ちます。
鉢植えで楽しむ場合、購入した開花株は根詰まりしていることが多いので、花が終わったら一回り大きめの鉢に、根鉢をくずさずにすっぽりと植え替えましょう。

コデマリの育て方
■コデマリの植え付け
11月~3月頃が適期です。

■コデマリに適した場所
コデマリは日当たりのよい場所、強い西日の当たらないようなところ、あまり乾燥しないところが最適です。
ただし、半日陰地でもよく咲きます。 我家のコデマリはサクランボの木の東の株元に植えてあるので、午前中だけ日が当るところですが、毎年よく咲いています。

コデマリは10~11月に花芽をつくるので、鉢植えの場合は夏期は高温と乾燥による葉焼けに注意し、明るい日陰に置きます。

■コデマリの剪定
花後、新芽の半分から1/3を剪定すると、下から新しい枝が出て、来年の春に花がつきます。
枝が伸びすぎたからといって、夏(6月)以降に切るとコデマリの花芽を切り取ることになります。
コデマリを強剪定するときは花後すぐに行うようにします。

3年~5年に1度、若い枝を2本~3本を残して、古くなった枝は根元(10cm~15cmくらいのところ)
から切り取り、枝を更新させたほうがよいです。
コデマリの古くなった枝は地面についてしまい、長すぎて見栄えがしなくなります。

■コデマリの施肥
さほど肥料を与えなくてもよく咲きますが、寒肥(1月~2月)として完熟堆肥や油カスをやると木に勢いが出ます。
花の直後や8月~9月に油粕や化成肥料、完熟堆肥などを少々根元にまきます。
私は畑に植えてあるので、まだ一度も肥料はしたことがありません。
コデマリの育ち具合をみて、木に勢いが無い時や痩せた土地の場合は肥料をしたほうがいいでしょう。

■コデマリの病虫害
ウドンコ病に注意します。また、アブラムシが付くことがあります。
様子をみて病虫害の予防をします。
我家のコデマリはまだ病虫害の被害がないので、予防はしたことがありません。
でもコガネムシの一種のアシナガコガネが最近は加害するようになりました。


■コデマリの殖やし方<
コデマリは根元から小株が出るので、これを株分けします。
我家ののコデマリは株分けして、2株になりました。