グミの木
ビックリグミ,果実,ひこばえ,自家受粉がしにくい,花が咲くけど実がならない,萼筒,偽果,常緑ナワシログミ,グミの木の鉢植え我が家の畑の近くにかなり太くて見栄えのするグミの木が1本植えてあります。
そこは造園業の土地なので、いろいろな樹木が植えてあります。
このグミの木の種類は何でしょう?
これだけ太いのだから昔からあるのグミの木でしょうね・・・
植えてから何年も経っているのに、花が咲いたのは見たことがありますが、実がなっているのを見たことがありません。
実のなる時期に見に行かないどうなのかわかりませんね。
すぐ近くにあるので、今年こそ忘れないで実がなるかどうか確かめに行くことにします。
あまりに立派なグミの木なので、姿を見るだけで満足で実はどちらでもいいですが・・・
ナワシログミ or ナツグミまたはトウグミかと思うのですが・・・
花盛りのグミの木
2010-4-25
ナツグミとトウグミは、よく似ていて区別は困難とのこと。
ナツグミは葉の表面に鱗状毛があるのに対して、トウグミの若い葉には星状毛があるとのことです。トウグミはナツグミよりも花や実つきがよいことで区別するみたいです。果実もトウグミのほうがナツグミよりもやや大きいとのことです。
常緑のツルグミとナワシログミは花期が秋で、果期はツルグミが春で、ナワシログミは初夏です。
またアキグミもあり、花期は春で小さな球形の果実が熟するのは秋だそうです。
以上のことからナワシログミは消えましたね。
アップするとこんなにぎっしり花が咲いています。花といっても正確には萼筒といいます。
2010-4-25
グミは花にも葉裏にも褐色の点々があります。葉の表に鱗状毛があればナツグミで、星状毛があればトウグミだそうです。
2010-4-25
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ビックリグミ
我が家にはビックリグミがあります。ビックリグミはトウグミの変種と言われているそうです。
育ちが良過ぎて剪定が大変になり、2006年に株元をバッサリ切ってしまいました。
その後、そこからキクラゲが出てきたりしたので枯れるかと思っていたら、次の年には株元からひこばえが何本か出てきました。
葉はアイビー(ヘデラ)です。
2008-11-30
元の木が幹が太く根が張っていたので、ひこばえの生長の勢いも良くなり、数年経つとたちまち元のような高さになってしまいました。
2011年のビックリグミ
つぼみですが、花もちらほら咲き始まっています。
2011-4-17
庭の東側に植えてありますが、まわりはごちゃごちゃとしています。
2011年の東日本大震災の後で、ブロック塀が数段は落ちてしまったままになっています。
あのときは屋根瓦は全部落ちるし、ブロック塀も上3段はきれいに落ちてしまうし、室内の壁は裂けてしまうし・・・
現在2014年ですが、屋根瓦だけは直しましたが、あとはそのままです。
地面には5~6種類は集めたアイビー(ヘデラ)が這っています。一部は塀まで這っています。
この塀の外の道路は拡張工事が行われる予定です。どっちみち塀は壊される運命でした。
2011-5-22
ひこばえが7~8本出ています。今年は花が咲いても実はなりませんでした。
2011-5-22
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2012年のビックリグミ
この年もビックリグミはたくさん花が咲きました。
2012-4-24
カマキリの卵(卵のう)もありました。ビックリグミには花の咲くころはアブラムシがかなり付いています。
多分孵化したカマキリの赤ちゃんがアブラムシを食べてくれるでしょう。
2012-4-16
幹はまだまだ細いです。もう伐採しない予定ですが、拡張工事があるのでどうなることやら・・・
少しですがグミの実がなるようになりました。
2012-5-29
早もぎりすると渋いですが、独特のなつかしい味がします。
あんなにびっしりと花が咲いてもその割には実が少しだけです。どうも自家受粉がしにくいらしいです。
次はあの立派なグミの花粉をもらってきて受粉させるとどうかな?
↓ビックリグミの実。正確には偽果だそうです。
2012-5-29
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2014年のビックリグミ
今年はあのグミの古木の剪定されそうな枝を切ってきました。もう少し多くもらってくればよかったかも・・・
2014-4-12
枝はツボミが多く花は少ないのですが、水を入れたペットボトルに入れてブロック塀の上に置きました。
2014-4-15
ぶら下げたりもしました。ペットボトルに入っているのはつぼみが多いので受粉はムリかな・・
2014-4-15
でも苦労してやったわりにはそれほど多くの実がなりませんでした (´へ`;)
花の咲く時期もずれていたり、そのころは雨や風の日も多かったように感じます。残念!
枝を整理して現在は3本の株立ちみたいになっていましたが、2017年に道路拡張工事のために再び伐採になりました。
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常緑で斑入りの葉のグミもあります。ホームセンターで見かけたグミの木の常緑ナワシログミ「ギルトエッジ」
グミの仲間ですが、実は付かずに葉を鑑賞するタイプで、黄色の外斑がとても鮮やかで、成葉になるほど鮮明になり、輝くような黄色になります。常緑性で秋から冬の間の色が冴えて美しく、彩りの少ない冬の庭を明るくしてくれます。初冬には芳香のある花が楽しめるということです。
寄せ植えやボーダー花壇などに適しています。
2013-10-19
2014年6月上旬のことですが、それほど大きくないグミの木の盆栽型の鉢植えがホームセンターに並んでいました。すごくたくさんの実がなっていて、これは即ゲットだな。いいもの発見で喜んでしまいました。
カートに入れるのは帰り際にしようと思ったら、なんと帰りにはグミの木の存在をすっかり忘れてしまったのです。 ( ̄△ ̄;)
この次行ったときにはもう販売していないかもね。何でも後回しにするとロクなことないです。
さてこちらは友人の庭のグミの木です。剪定は友人の女性剪定師?が行なっています
このページの一番上のグミの木とまた作風が違います。なかなかのものです。
わかりずらいですが、右下と左下の地際にはサツキが植えてあります。
2014-7-5
後ろにはツゲがあります。このツゲも面白い剪定です。こういう剪定もあるのかと感心しました。
やっぱ剪定にも性格がよく現れてくるもので、友人は可愛い性格なのでグミの木やツゲの木も可愛い形になっています。
私の剪定は男っぽく荒々しくなります (/ー\*)ハズカシイ...
大きい葉はグミ、小さな葉(団子状)はツゲ。
2014-7-5
グミの木の右上のアップです。
2014-7-5
幹元も大分太くなっていて、グミの木の歴史を感じますが、これで3代目だと言っていました。
親が枯れ、子も枯れてしまい、孫になってからのこの太さ。
我ら団塊の世代もグミの木と同じで大分歴史を刻んできました・・こんなに貫禄はないけど、まだまだこれからです、これから大事 Fight(^∇≦)о☆
2014-7-5