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ダンギク

ダンギク,秋の花

ダンギク
2011-9-26
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ダンギク
クマツヅラ(シソ)科 ダンギク属
別名 ランギク(蘭菊)
原産地 日本 朝鮮半島 中国 台湾
草丈 30~80cm
開花期 9月~10月
花色 紫、白、ピンク
多年草(寒地では一年草扱い)

ダンギクは海に近い、日当たりのよい岩山の崖や急斜面に見られる多年草で、日本では九州に分布し、対馬で多く見られます。
暖地や平地では灌木のように茂って毎年花を咲かせるそうです
冬には根元を残して枯れ、翌春、根元や茎の残った部分から芽を出して成長を再開します。
また春にタネをまくとその年の夏から花を楽しむことができます。

花壇や鉢植えの他、切り花としても利用できます。
中国では漢方薬の原料として用いられていました。

茎はまっすぐに伸びて、葉はキクに似ていて縁がギザギザしています。
花の付き方が茎節ごとに丸くまとまって付き、下から段々上に咲いていきます。
以上のことからダンギクの名前になったのと思います。
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茎の上部の葉のわきに花を密集させ、全体に柔らかい毛があります。
ひとつひとつの小さい花はシソに似ていますが、各段の葉の上にぐるりと輪になって付いています。
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白に近い淡いピンクの花。
ダンギクは秋の花のイメージなので、ちょっと寂しくなってくる花です。
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カリガネソウ
Caryopteris divaricata
山地の林などに日本に自生するダンギクの仲間で、草丈は1m前後。
明るい日陰のやや湿った場所を好み、花は夏に咲きます。


カリオプテリス・クランドネンシス(Caryopteris × clandonensis)
ダンギク × カリオプテリス・モンゴリカ(中国北部やモンゴル原産の近縁種)との交配種で、「花式部」などの名前で流通しています。
草丈30〜50cm で、枝や葉が細く、耐寒性が強い性質があります。
花色は紫、白、ピンクがあり、多数の園芸品種があるそうです。