観葉植物 テーブルヤシ 育て方・管理
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ヤシ科 カマエドレア属
長女の部屋の机にテーブルヤシがありました。長女は目下、観葉植物と多肉植物に凝っているようです。
我が家にも以前にテーブルヤシがありました。
その当時はテーブルヤシの育て方がわからず、1年ぐらいで枯らしてしまいました。
暑い夏はテーブルヤシのような雰囲気の観葉植物が、見た目が涼しげでいいですね。
8-14
テーブルヤシのデータ
原産地:メキシコ~中南米
耐寒性:やや弱い(0度以上)
テーブルヤシの名の由来は場所をとらずにテーブルの上でも楽しめる小型のヤシというところから。
ある程度の耐陰性もあり、寒さにも比較的強いので、玄関などの日当たりの悪い所でも育てる事ができます。
市販されている小さなテーブルヤシは種まきされたものですが、大きくなると2~3mぐらいになるそうです。
またテーブルヤシはハイドロカルチャーやミニ観葉植物の素材によく利用されています。
テーブルヤシの育て方・管理
テーブルヤシは強光線が苦手ですので、一年を通して明るい日陰で育てるのが基本です。
◆春から秋までの置き場所
直射日光に当たると葉焼けを起こすので、直射日光の当たらない明るい日陰に置きます。
(あまり暗過ぎても生育が遅くなるので、できるだけ明るい所で育てます。)
◆冬から春までの置き場所
冬の寒さには比較的強く0度ぐらいまで耐えますが、室内のレースカーテン越しの日光で
最低温度5℃以上で管理します。
◆水やり
生育期の5月から9月は表面が乾いてきたら十分に与えます。
(水切れすると葉先が枯れてしまいます)
9月下旬からはだんだん水やり回数を減らし、冬は表面が白く乾いてから与えるようにします。
真冬は暖房などで空気がよく乾燥するので、霧吹きで葉に湿度を加えると、乾燥による枯れや葉ダニの予防にもなります。
◆植え替え
2~3年間、植え替えずにいると根詰まりしたり、新芽の伸びが悪かったりします。
植え替えの適期は5~6月で、鉢から抜いた株は割り箸などで根の間の土を落としながら軽くほぐします。
水はけをよくするために鉢底に大粒の軽石などを敷いてから、用土を入れます。
古い土を半分くらい落とし、傷んだ根や鉢底の根を切り詰めて、新しい用土に植え付けます。
◆用土
市販されている観葉植物専用の土なら手軽に植え替えができます。
または赤玉土7:腐葉土2:パーライト1の割合でも。
◆肥料
生長期の5~10月までは緩効性の肥料を置き肥したり、液体肥料などを定期的に与えます。
冬は肥料は必要ありません。