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庭づくり アプローチのつくり方や門まわりなど

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アプローチとは?
本来は近づくという意味ですが、敷地の入り口から玄関までの通路とその周りをアプローチといいます。
距離が短くても、家への出入りには必ず通るところです。
最近では緩やかに勾配し車椅子が通れるバリアフリータイプのアプローチも増えています。


アプローチの種類
正面から玄関まで 真直ぐな入り方  門の正面から正面玄関
            緩やかなカーブ  門の正面から家の端の玄関
            クランク       門の正面から家の端の玄関

また斜め入り、直角入りなどいろいろなパターンがあります。
いずれも床の仕上げや植栽などで変化をつけて我家流のアプローチを考えましょう!
また駐車スペースから玄関などへスムーズにつながる配慮も必要です。


家の顔である門を第一印象とするなら、アプローチは住む人の印象を決定づけます。
アプローチはプライベートだけでなく外から見ることの出来る、半公共的な場所といえるでしょう。
外から訪問される方が一番最初に接する部分なので、住んでいる人のセンスや生活感が反映されます。


日本の住宅事情からみて、「敷地が狭いのでなかなか思うように出来ない」なんて思っておられる方は多いのではないかと思います。
確かに門から玄関までの距離は短くなりがちですが、門から玄関に直結するようなつくりかたを避け、遠回りするようなアプローチを作ります。
奥行きを出す工夫をすると距離も出て、風景を作りやすくなります。かえって狭いほうがまとまった風景ができるかもしれませんね。
アプローチとは違いますが、狭い中で美の風景がある日本の坪庭は世界に誇る庭だと思います。


アプローチの向きが変わることにより、ドアに立つまでに目線が何回も変わり、目線の先にポイントになる風景をつくることができます。
ポイントになる風景に植栽をしたり、コンテナを配置するとゆとりのある美しい玄関まわりになります。


アプローチは毎日通行するところなので、歩きやすさを一番に考えると75~90cmが適当です。
門と玄関までの長さ、庭の広さとのバランスを考えて決めます。
玄関までのアプローチは、お年寄りや荷物を運ぶ際のことを考え、足元を確認しやすく、わずかな段差でもつまずくことがあるので、 凸凹のない、滑りにくい床材を選びましょう。

アプローチを決めるには駐車スペースをどうするのかがキーポイントとなります。
道路からの出入りや、敷地の高低差などを検討して決めましょう。


■石のアプローチの種類
・石敷きのアプローチ
・石張りのアプローチ
・洗い出しのアプローチ
・飛び石のアプローチ


単調・狭い・歩きづらい・殺風景のアプローチを、飾る・みせる・楽しむアプローチに変身させてはいかがですか。
毎日の生活がそれだけでだいぶ違った楽しい気分で迎えることができます。


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●これから門をつくる場合の注意
・玄関のすぐ近くに道路がある住まい・・・・・門と玄関の中心をずらす。

・門を隣地境界線からなるべく離す・・・・・・・門まわりのバランスがよくなります。
 門が隣地いっぱいに接していると、隣地側に植栽できなくなり、門まわりのバランスが悪くなる。

・道路と門を接してつくる場合がほとんどですが、内側に交代させて植栽スペースをとる。
 植栽スペースに高木を1本植えて、足元に下草や季節の花を植えると奥行きを出すことができます。
 植栽スペースがあまりない場合は細めの株立ちの樹などでしたら、幅50~60cmあれば大丈夫です。

・トレリスやつる性植物との組み合わせ
 場所もとらないで高さもあるので、シンボルツリーの代わりになります。