庭づくり 花壇のプラン
花壇のプラン,庭作り,ドドナエア・ポップブッシュ,コニファ,アカプルコゴールド花壇を作るプラン 2008年春
息子は家を建てたけど、庭がまだ手付かずにあります。
よその家の庭や素敵な花壇を見るたび、やる気満々なのだけど、さてどこから手をつけていいか分からない・・
庭や花壇は人によって好みが違いますから、私もどう手伝っていいのか分かりません。
そうしたらメンテナンスがいらないすっきりした感じがいい・・・任せるといっています。
花壇にしようとしているところは元駐車場にしたところで、砂利を敷き詰めてありました。
これを花壇にするのは砂利を取り去り、植物が育つように土壌改良をしなければなりません。
でもこれがなかなか大変なのです。
昨年秋は途中であきらめてしまい、植えるところだけ丸く穴を掘ってそこに腐葉土やぼかし肥料を入れて苗を植えました。まわりが砂利で固まり、まるで鉢植えみたいなものです。
徐々に砂利や石を取り除き、若い人でも楽しめる花壇にするつもりですが・・・
私も結構忙しい身なので、あまり進んでいません。
まず草を抜いてから砂利や石を取り除きました。
砂利や石が固く引き締まった形なので、昔からあるこんな道具で掘りました。
これは唐鍬(トウグワ)と呼んでいますが、厚みがあり重くて何回も振ることができません。
2~3回穴を掘りながら手で石、砂利を取り除くのですから気の長い仕事です。
唐鍬(トウグワ)は荒地を起こす際に木の根を切ったり、固い土の塊を砕いたりするのに使用されたようです。竹の子堀りをするときもこの唐鍬(トウグワ)があると便利です。
こんなに固くてはスコップや鍬ではとても歯が立たない。
この場所に砂利があることをうっかりして忘れていました。
塀工事をしてくれた業者さんに頼んだらほんの30分で終るところを何日かかるやら・・何年かかるやら・・・
少し掘るとこんなに砂利だらけ・・・こんなとき便利な唐鍬(トウグワ)
↓
穴を掘ったところに落ち葉を入れておく。
↓
通路の手前の部分だけ砂利を退かして整地し、苦土石灰をうっすらと白くなるぐらいにまいて、酸度調整をしておきました。
砂利がなければ土壌改良材(ピートモス、腐葉土など)を花壇にまいて満べんなくすき込みます。
こうすると、排水・保水・保肥・通気性のある軟らかい土になり、植物が元気よく育ちます。
土質により、すき込むものや量を加減します。
また砂質土壌は保水性をよくするため、田土や腐葉土を多めに混ぜた方がよいでしょう。
我家では自前のぼかし肥料を主に使いますが、骨粉と油粕などの有機質肥料や、元肥用の緩効性肥料(マグアンプKなど)も併用するとよい花が咲きます。
我が家の花壇は、最近は手間のかからないシェードガーデン(半日陰や日陰の庭)になっています。
1週間後、こぼれ種のノースポールを植えました。
2008年5月の息子の花壇です。まだ3種類だけの花壇です。
↓
全体の3分の1ぐらいしか整地していないけど、花が満開のときはきれいな春の花壇でした。
↓
2009年の息子の庭や花壇のプラン
何を植えるか悩んでいましたが、ようやく決定!
今年我家の花壇で育てた植物が大変気に入ったので、息子の庭に植えることに決まる。
それは暑さ、寒さに強く、丈夫なグランドカバーになる植物。
増えるのも早く、すぐに土が隠れてしまうので、防草効果もあります。
いらなくなったときも手で簡単に退かすことができます。
春にはすご~くきれいな花がビッシリと咲き、年間通してきれいなグリーンです。
おまけに肥料もいらないと思います。我家ではしませんでした。
そして若者向けの感じです。
さぁてなんでしょう? 結果は来年まで内緒!
焦らしてゴメン。 またみてにゃ・・・
この秋もう少し整地してから植えます。
どういう庭にしたいか?
メンテナンスがいらないすっきりした感じの希望だから植木は3~5本の範囲に植える。
それも生長が遅く、変化が楽しめるものと常緑で葉がきれいなものに決定。
1本は我家の鉢植えの「ドドナエア・ポップブッシュ」です。
「ドドナエア・ポップブッシュ」は常緑なのに葉色の変化が楽しめ、多分5年、10年後になってもそれほど大きくならない思うから。
病虫害も2年育ててみてほとんどありませんでした。
剪定はまだしていませんが整えるだけの軽く剪定するだけで大丈夫みたい。
庭を維持管理していくために、時間と労力をかけないという点で選びました。
でも鉢植えの「ドドナエア・ポップブッシュ」はとうとう枯れてしまいました。
関連記事 コガネムシの幼虫の被害
「ドドナエア・ポップブッシュ」
それとコニファ類・・・我家で使った寄せ植えのものが3~4本あります。
大きさは未知数ですが、冬に一度剪定をすればなんとかなるかな?
コニファ類は実は自信がないのですが、もし管理が大変だったら元を切ってしまうつもり・・・
コニファの寄せ植え
もう1本は名前がよく分からないのですが、近くの分譲地にあった↓です。
この分譲地の西側あたりはプロヴァンス風の街並みになっています。
若い人はプロヴァンスに憧れるみたいで、建てるとすぐ売れるようです。
私の年代では和風住宅が落ち着きますけどね・・・
4~5mはあるかもしれません。コルジリネに似ていますが?
赤胴色もとても素敵です。今度、施工したハウスメーカーの人に聞いてみよう。
きっと親切に造園のかたに問い合わせてくれるかも知れない・・・
心配は南国調なのに耐寒性があるかどうか?
植えてあるのだから大丈夫なのでしょうが・・・
※もしかしたら「ニオイシュロラン」かも? (ドラセナと教えていただきました)
問題はグランドカバーです。
前述のもので、ピッタリのグランドカバーがあるのです。
2年間、育ててこれはいい! そう思った多肉植物セダム「アカプルコ ゴールド」です。
関連記事 「アカプルコゴールド」 春夏秋冬画像
まだいずれも植えてはいませんが、これからの変化を随時アップしていきたいと思います。
我家の花壇の「アカプルコ ゴールド」・・・
↓
庭は家族のライフスタイルの変化で、どんどん変わっていくと思います。
ある程度イメージしながらデザインを考えると楽しくなるのではないでしょうか?
和風の庭、洋風の庭、小さな子供さんが遊ぶ庭、時間があって手入れができる庭、お花がいっぱいの庭など目的を持ちつつ、家族の変化に対応しやすい庭が理想なのですが・・・
2010年の花壇
まだまだ庭作りは終わっていません。
終わるというより始まっているのやらいないのやら曖昧な感じ・・
一応、我が家の寄せ植えに使ったコニファーを息子の庭に無造作に植えただけ・・
最初の意気込みはどこへいってしまったのでしょう?
プランターの寄植えに使って要らなくなったコニファーを植えておいたら少し育っただけです。
味もそっけもありません。でも緑があるとなんとなく気持ちがリラックスができます。
殖えたニューサイランも植えました。
ただ空き地になっているところには草がすごい勢いで生えてきて、たちまち草ボウボウになってしまいます。
多肉植物「アカプルコ ゴールド」は植えたことは植えたのですが・・・
この庭はあまりに砂利があるので我が家のように勢いがなく除草のときに草と一緒に刈り取ってしまうことになってしまい、なかなか殖えません。
コニファーは今のところは大分気に入っているみたいですが・・
シンボルツリーに大きな落葉樹を1本植えるといいのですが、手入れのできない(興味がないというべきか)息子には今は無理なようです。また何がよいのか考えなくちゃ・・