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日本庭園 水琴窟(すいきんくつ)作り

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水琴窟(すいきんくつ)作り

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2012-3-16

少し離れていますが左側には北山杉、オモト、中央はセキショウ、ツバキ、右側はヒイラギナンテン、灯籠、大きな石類や手水鉢(てみずはち)は全部筑波石です。

義弟が庭づくりを始めてからかれこれ20年以上は経ちますが、その中でも水琴窟(すいきんくつ)は早い段階で作りました。


手水鉢(てみずはち)の手前の白い小石の下が水琴窟(すいきんくつ)になっています。
サラリーマン時代にコツコツと20年もかけて造った義弟の庭ですが、水琴窟(すいきんくつ)は玄関手前の右手にあります。

瓶を埋めるための穴を掘り、瓶を逆さにして地中に埋めてあります。
水をその石の上に落とすと地中にある信楽焼きの瓶の底面に溜まった水に落ち、、その反響音が地上に聞こえるようになっています。


仕上がりまではなかなか大変みたいだったらしく、掘った穴が崩れるのを防ぐため井戸枠を入れたり、排水管や排水層などで砂利、砂を入れたりしたそうです。
いざ水を落として音を聞いたりしてから気に入った音色になるまで調節したり・・・


2回ほど水琴窟(すいきんくつ)の作り方を聞いたのですが、そのときはなんとなくわかるのですが、時間が経つとすっかり忘れてしまいます。


この水琴窟(すいきんくつ)が作られてからもう15年以上は経つでしょうか・・・・
庭も家も時が過ぎると段々馴染んできて、いい味が出てくるものですね。

水琴窟(すいきんくつ)から聞こえる音はほんとうに癒されるというか雑念が飛んでいってしまうくらい心地よい音色です。


子供の頃に聞いたあの雨だれの音・・・
一定の間隔を あけて落ちる水滴の音を聞いていたら、いつの間にか眠っていました。
ものすごく気持ちがよかったのを覚えています。

水琴窟(すいきんくつ)の音色は高級感がありますが、雨だれポッツンは庶民の感じですね・・・