アセロラの木「タップリシー」 鉢(プランター)栽培記
アセロラの木,栽培記,ビタミンCがタップリ2013年興味があったアセロラの木がホームセンターに並んでいるのを発見!
まずは購入すべきか否か迷いました。
熱帯果樹なので、ここつくば市で手間をかけずに育てることができるかどうか・・・
沖縄で栽培されているアセロラの木は耐暑性は強いが、耐寒性はやや弱いようです。
鉢の大きさが3種類あり、最初に手に取ったのは一番大きなプラ鉢で、木姿もよかったです。
でも花も実もありません。
他に中鉢、小鉢があって、一番小さな鉢に一個だけ実が赤くなっているのを発見!
冬越しはどうなるかわからないし、早く味わってみたかったし、しかも大きな鉢の半値なので、迷わず小さな鉢をゲット。
果物を早く実を付けさせるには、小さな鉢で育てると早めに実をつけるものと実感しました。
これ以上大きくなれないと思ったら危機感で花を咲かせ、実を付けないと子孫を残すことができなくなるのです。
地植えなら伸び伸びと大きくなり、ある程度の年数が経たないと実を付けさせることができません。
購入時のアセロラの木の全体的な姿は撮っていませんが、かなり暴れた枝がありました。
このアセロラはビタミンCがタップリ(レモンの15~30倍近いとも)含まれるので、「タップリシー」の名が付いたようです。
さらに抗酸化作用のあるβカロテンや、ポリフェノールの一種「アントシアニン」や「ケルセチン」、さらには血を作るビタミンといわれている葉酸もほどよく含まれているとか・・
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初めて育てたアセロラ。
アセロラの花芽形成は一ヶ月前ぐらいとか・・・温度があれば年中花が咲き、実がなるようです。
2013-8-31
枝先には小さな実が付いています。
2013-8-31
真っ赤に熟したアセロラの実。
2013-9-14
台風時には玄関に取り込んで置きました。
こんなときは玄関や物置、廊下、室内はいろいろな鉢物でいっぱいになってしまいます。
2013-9-15
アセロラの花は最初は濃いピンクですが、翌日は薄いピンクになって徐々に白くなってきます。
2013-9-20
ある程度の気温があれば次々と花が咲き、赤く熟します。
我が家のアセロラの完熟は味が薄くなってしまい、物足りない感じです。甘味種なのかな?
酸味種は甘味種と比べビタミンCが多く、また完熟より果実の色が、まだグリーンの時のほうがビタミンCが多いとあります。
甘味種でも果汁100g当たり1,000~1,300mgでレモンの約10倍とか (◎。◎)スゴイ!
今度から少し色づいただけのアセロラを食べてみよう。
2013-10-10
アセロラの木 冬越し
寒くなった頃から夜だけ玄関に置き、さらに日当たりのよい廊下へと置きましたが、遅くまで花が咲いていましたよ。
夜間には大分気温が下がる(3℃ぐらい)のですが、暖房なしでも葉は枯れずに冬越しできました。
落葉する場合もあるようですが、枯れたのではなく春になれば芽がでます。
種類にもよりますが、ハイビスカスと同じような管理でよろしいのでは・・・
暖地は戸外、霜が降りる地域は室内に取り込んで管理します。
最適育成気温15~30度です。
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2014年のアセロラの木
新芽が伸びたとき剪定したので、特に大きくならないで昨年と同じような株姿でした。
熱帯果実らしく、高温多湿になると花がよく咲き、また果実もすぐに大きくなっていくのがわかりました。
早春からは暖かな日中だけ玄関の外に置いたアセロラの木。
最近ハマっている多肉もあります。この2年後の多肉はとんでもないほど殖えてしまいました。
アセロラの木は5~6月になるとアブラムシが発生しましたが、テントウムシが食べてくれました。
アセロラの木はアブラムシが付きやすいかもしれません。
関連記事 テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
アブラムシがいるということはチッソ成分も多かったのでしょうか・・?
実なりをよくするにはチッソよりリンサンやカリが多い肥料を施すのですが・・・
2014-4-8
今年初なりのアセロラ。
2014-6-24
今年は7月中旬になってから、またアブラムシがいっぱい付いてしまいました。
お助けマンのテントウムシやヒラタアブは避暑地でお昼寝なのでしょうか・・・
天敵も全面的には信用できませんね。バラなどはみるみるうちにアブラムシを食べてくれていなくなるのに・・・
後日、畑仕事をしていたら草の茂みに数匹のテントウムシを見つけたのでアセロラの木に放しました。
次の日にもテントウムシがいたので、これでどのくらいアブラムシを食べてくれるでしょうね・・・
昨年ほどは実なりがよくなかった2014年のアセロラ栽培でした。