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プチヴェール栽培 プチヴェール画像 面白プチヴェール最新版

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プチヴェールは小さくて深緑の葉は甘みがあり、β-カロテン・ビタミンC・鉄分・カルシウムを多く含んでいる栄養価の高い野菜です。

プチヴェール(プチベール)の育て方
プチヴェールは普通のブロッコリーやスティック(茎)ブロッコリーなどと育て方(管理)は同じです。
家庭菜園では種をまくより苗から育てたほうが管理が楽です。
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■植える場所の準備
植える2週間前に苦土石灰を1㎡あたり100g蒔いて耕しておきます。
高さ5cmくらいの畝(うね)を作ります。
プチヴェール(プチベール)の植え付け1週間前に1㎡あたり堆肥1~2kgと化成肥料(窒素10:リン酸10:カリ10)を50~60gを蒔き、よく混ぜておきます。または堆肥(たいひ)や油かす、ぼかし肥料などを多めに施します。
私は自前のぼかし肥料を1㎡あたり約3kg入れて耕しました。ぼかし肥料を入れすぎたかなと心配したくらいです。でもプチヴェールはキャベツの仲間なので比較的肥料を必要とします。

プランターの場合は深さがあるものを用意します。
用土は野菜専用がいいと思います。

化成肥料は多いと肥やけしますが、ぼかし肥料は多少多めでも気にしなくて大丈夫なのです。
どんな作物でも、我家では米ぬかや油かす、おから、鶏糞、モミガラ、落ち葉などの入ったぼかし肥料主体です。
でも近所の家庭菜園をしている人でぼかし肥料を作っている人はいません。
化成肥料だけで野菜を育てている人や鶏糞、牛糞を混ぜている人さまざまです。
ただぼかし肥料を使うと甘みのある評判の良い野菜ができます。

■植え付け
プチヴェールの株間は50 ~60cmぐらいとり、植え付けします。
根は水はけが悪いと根腐れを起こしやすく、また枯れたりしやすいので、深植えを避けます。
植えつけ後はたっぷりかん水し、地温が上がらないように、また葉が汚れて病気にならないように敷わらをしてやります。
我家の場合は、最初はしていませんでしたが、雨が降るようになってから葉が汚れないように芝の葉をマルチングしました。

■水やり
地植えの場合は最初に植えつけて2~3日は水やりしましたが、あとはよほど乾燥したとき以外はしませんでした。<
プランターなどのコンテナ植えにした場合は、乾いてから水やりをするとよろしいのでは。
そしてプチヴェール(プチベール)は背が高くなるので支柱が必要かもしれません。
我家では畑に2本植えたのですが、1本は少し寝ているような格好になってしまいました。

■追肥
1回目は植え付けから約3週間後に、2回目は蕾(つぼみ)が見え始めたら追肥をします。
追肥として化成肥料(窒素10:リン酸10:カリ10)または(8:8:8でも)を50~60gをします。
生育期間が長いので追肥をすると柔らかく美味しくなります。
プランターの場合は液肥を与えてもいいのでは。<
プチヴェールは草丈が高くなり風にあおられやすいので、土寄せをしたり風当たりの強い所では早めに支柱を立てて倒れるのを防ぎます。

■収穫
下のほうから芽をかきとります。

2007秋~2008年春の我が家のプチヴェール(プチベール)の栽培
プチヴェールを2本植えました。
2007-9-5
プチヴェールの植え付け 9-5

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※プチヴェールはアブラナ科なので、すぐバッタやモンシロチョウがやってきて卵を産みつけ、この画像のようになってしまいます。彼らの姿が分かりますか?

虫取りは大変なので、卵を産み付けられる前に不織布を掛けると便利で消毒をしないですみます。卵を産み付けられてから不織布を掛けると悲惨なことになります。
植えつけると同時にが基本です。植え付けのときはモンシロチョウの卵が付いていないか確かめましょう!小さくて卵型をしています。
9-11
穴だらけのプチヴェール 9-11-5

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不織布を掛けなかったので、プチヴェールと隣に植えたステックブロッコリーも毎日虫取りをしました。
でもプチヴェールとステックブロッコリーを合わせて5本なので時間もかかりません。
ほら! 虫取りをするときれいなものでしょう。  
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虫取りしたらきれいになったプチヴェール 9-24

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上の画像より1ヶ月過ぎるとこんなに育っています。
10-26
生育順調なプチヴェール 10-26

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さらに5日たつともうこれだけの大きさ・・
このころは適温で育ち盛りなのでしょう。
10-31
子供のプチヴェール 10-31

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寒くなってもモンシロチョウがやってきます。 
かなり寒くなってからも幼虫を捕殺、卵をつぶし続けました。(冬は暇なもので・・
でも幼虫を捕殺するときは、やはり心がその都度痛むというかイヤな気分になるのですよ。
卵の段階ならそういう気分にならないので、最近は孵化前につぶしています。
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DSC06009-11-08.jpg

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冬のプチヴェール 
プチヴェールの元の大きな葉は、子供の葉に日が当たるように下から徐々にかき取ります。
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DSC01298-12-11-1.jpg

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ユーモラスなこの姿・・・ かわいいものでしょう。 
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DSC01863-2008-3-2-1JPG.jpg

きのこのような・・
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3-16

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暖かくなると大きくなるのが早いプチヴェール。 
すき間がないほどいっぱいになる。一番美味しくなるのはどのくらいの大きさで?
それにもったいなくてなかなか取れない。なにを栽培していてもこの調子・・・
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3-23

3-23

収穫したプチヴェール。もっと早く収穫してもよかったのかも。  
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3-26


プチヴェールはキャベツより栄養があるらしい・・・
ケールみたいな色、形なので、見るからに栄養満点のようだ。
水洗い後熱湯で2~3分茹で、マヨネーズ・ドレッシングなどで。
ジュースにして牛乳を入れてもまろやかな味で飲みやすくなります。

草丈も高くなってきました。  
柔らかいつぼみ(とう)がたくさん出てきました。アブラナ科のつぼみは美味しいのですよ。
土の状態が肥えていると太くて柔らかなつぼみが出ます。
4-23
つぼみがついたプチヴェール 4-23


プチヴェールのつぼみ 
プチヴェール(プチベール)のつぼみの利用法
我が家は2本あったので毎日つぼみが収穫できました。  
歯ごたえがあってかつ柔らかいのでそのまま炒めたり、からし和え、おひたし、胡麻和え、インスタントラーメンの具などたくさんの料理方があります。和洋中と幅広く料理に使えるのでは。
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プチヴェールのつぼみ 5-1

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2008~2009年の我が家のプチヴェール(プチベール)の栽培

2007年秋は苗から育てましたが、2008年は1本だけこぼれ種から芽が出ました。
プチヴェールは交配種なので育てても同じものは望み薄ですが、面白いのでそのままの状態で育ててみました。写真を撮ったのですが、不注意で消滅してしまい、これだけになってしまいました(大泣

2008-9-12
2008-9-12-1.jpg


育てた結果は昨年とは小さな子供は同じ形ですが、子供の数が少なく半分ぐらいの状態でした。でもパラパラというほどでもなくてまずまずでした。昨年が多すぎたのかな・・

2010/4-26になってから、この子の大きく育ったものを発見!
壊したパソコンより古いパソコンに入っていました。

2009-1-20
DSC06672-2009-1-20-1.jpg

前年のプチヴェール(プチベール)よりまばらな感じでしょう?

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2009~2010年の我が家の交配プチヴェール(プチベール)の栽培

上のこぼれ種からさらに一年後のこぼれ種の交配プチヴェールです。3代目です。
交配というべきか先祖がえりというべきか?
一応交配プチヴェールと言わせてもらいます。

これらの画像は2010年1月からになってしまいました。
晩秋には3本それぞれの特徴がはっきり分かれて面白かったです。みんなそれぞれに違う種類みたいになってしまったものですから・・・
3代目になるとご先祖様がいろいろな形になって現れてきたり、新たな交配で違うものが現れたりするのでしょうね。 

このときはきれいな姿でした・・
2010-1-5
IMG_2010-1-5-1.jpg


鳥さんのご馳走になってしまい、こんな姿に・・・
でも外側の葉が集中的に食べられても中身はあまり食べられていないので、鳥さんに葉かきをしてもらったというべきかな?
2010/2-26
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なんと真ん中のは葉牡丹(ハボタン)らしき色が出てきました。我が家の葉牡丹と混じったものなのか? それとも先祖返りなのか? 植物は話さないのでよくわかりませんね・・・
昨年の我が家の葉牡丹はこの畑には無く、60mぐらい離れた家の小さな鉢に1本だけ植えてありました。
 
2010/2-26
IMG_1539-3.jpg


まるで葉牡丹でしょう!
でもキャベツみたいに丸くなっています。
こんな偶然を見るとうれしくなりますね。

IMG_1539-2.jpg


左のプチヴェールです。一番これがプチヴェールらしいかな? でもちょっと違うかな?  子供の形が小じんまりとまとまっていないですね。

2010/2-26
IMG_1538-1.jpg


これは右端のプチヴェール。なんと蕾(つぼみ)があります。
育てることはなんと面白いのでしょう!


2010/2-26
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こちらの1本はまた別の場所のこぼれ種の交配プチヴェールです。気が付かないで取り残してあったものです。大きくなってから発見!

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植物を育てていると物語ができそうです。(書く才能がないのでできませんが・・
踊り葉牡丹物語りも長いのでお暇なときにどうぞ読んでみてください。
ところで春になって蕾がでたらそれを食べるのを楽しみにしています!
味の違いはあるのかしら?

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その後の畑の交配プチヴェールの様子

3本の交配プチヴェールを斜めから見たところ
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左側(手前)の交配プチヴェール
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葉牡丹のような交配プチヴェール
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右側の交配プチヴェール
花が大分咲いてしまいましたね・・
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交配プチヴェールの収穫
右下は花が咲いてしまったので、ツボミを少々

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別の場所の1本の交配プチヴェール
鳥についばまれた葉も下になり、きれいな葉が揃いました。
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さて色や形の違う交配プチヴェールの味の違いはやはりありましたよ!
葉牡丹(ハボタン)系はほろ苦いというか渋みがありました。
あとは味オンチなのでいまいちハッキリ区別がつきませんでした。

最近では ルージュやホワイト のプチヴェールもあります。
カラフルで食卓が楽しくなりそう(o^ー^o)


交配プチヴェールのツボミの料理
そんなに沢山の本数ではないのに、ツボミを収穫してから食べ切れませんね。


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単純に茹でてマヨネーズやドレッシングで・・・ 茹でておいたのをカレーやスープに最後に混ぜたり・・・ またゴマ和え、酢付けなどいろいろ利用ができそうです。