タマムシ
タマムシ,金属光沢,構造色,虹,タマムシ(ヤマトタマムシ)
コウチュウ目タマムシ科
タマムシの幼虫の食草:広葉樹の枯死木
タマムシの成虫の食草:エノキ、ケヤキなどの葉
めったに見かけないタマムシが我が家の庭に・・・
残念ながら天国に行った後の姿でしたが、あまりのきれいさに写真を撮りました。
法隆寺宝物「玉虫厨子」は有名ですが、死んでも色が変わらないので、装身具や装飾として使われているそうです。
2009-7-5
タマムシは金属のような光沢のグリーン、ブルー、イエロー、オレンジ、パープル・・・まるで虹の色です。
ゆかりの森「昆虫館」で見たモルフォチョウも虹の色で、そのきれいさにビックリしましたが、このような色は構造色といってそのもの自体には色がないそうで、光の波長や微細構造による発色現象だそうです。身近なところではコンパクトディスクやシャボン玉などがそうですって。
↓細かいブツブツがあります。この凹凸に当たって光の反射具合で色が違うのかな?
こちらに詳しく載っているので参考にしてください。 構造色研究会
2009-7-5
少し角度を変えただけで上のグリーンよりブルーになります。
2009-7-5
この写真を撮ったときは構造色なんて知らなかったので、いろいろな角度から撮りませんでした。
残念ながらこれだけです。
タマムシの翔(羽)。光が織り成すグラデーションのすばらしさには脱帽 (⌒▽⌒)
いつまで見ていても見飽きないタマムシさんです。
2009-7-5
タマムシをひっくり返したところ。裏も光っています。
2009-7-5
このタマムシは約一年間、玄関に飾っておきました。見た目では色が変わりませんでしたよ。
その数年後、もう一度我が家の庭に天国行のタマムシが落ちていました。
これは撮った画像が全部失敗で、お見せできるようなものではありません・・・
※追記
コカマキリの足も光っているのを見ましたが、これも構造色なのかしら?