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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の育て方

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カシワバアジサイの花  スノーフレーク(八重咲き)
2018-6-3
DSC_0010◎◎-2018-6-3-1.jpg

関連記事
2007年に入手し、上の画像の2018年までの栽培記録 
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の栽培記録

カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) SnowFlake(スノーフレーク)
学名:Hydrangea quereifolia 'Snow Flake'
ユキノシタ科(アジサイ科)アジサイ属(ハイドランジア属)  耐寒性落葉低木
別名:Oak-leaved Hydrangea(オークリーブドハイドランジア)
原産地:北米
樹高:100~200cm 
花色:白~淡いグリーンへ 
開花期:6~7月

その他のカシワバアジサイには一重咲きの品種にはスノークイーン、装飾花が多く八重咲きで花房が大きい ハーモニーなどがあります。
近年は母の日のプレゼントはカーネーションだけでなくアジサイも人気です。
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)は、切れ込みのある柏状の葉形からこの名があり、装飾花である白い花穂がピラミッド状(長円錐状)になるアジサイ(紫陽花)です。
花の終わりに緑色を含み、最後まで美しいアジサイで,秋には葉が紅葉して美しくなります。紅葉した葉も長く楽しめました。

カシワバアジサイの中心の淡いグリーンがいい感じです。

IMG_2714-2.jpg

カシワバアジサイのグリーンを帯びたこの色合いが好きで、この色が出てから花を切ります。開花から約一ヶ月です。
横から見ると幾重にもなっています。

カシワバアジサイ 7-22


IMG_4265-7-18-3.jpg 


自然乾燥で居間に下げてありますが、切ったときからしばらくは色が変わりませんでした。

ドライフラワーの作品には欠かせないものでしょうね・・・

カシワバアジサイ 7-22


この年は特にカシワバアジサイの紅葉が鮮やかでした!
2010-12-8
IMG_6227-2010-12-8-1.jpg

その他にもアジサイ(紫陽花)が好きなので、たくさん育てています。
アジサイ(紫陽花)(ハイドランジア )

ヤマアジサイ(山紫陽花)はハイドランジア の鮮やかな花と違い、山野草的な味があります。
ヤマアジサイ(山紫陽花)

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カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の育て方
■カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)の花後の剪定
剪定は花後なるべく早く行います。
剪定が遅れると花芽の形成までに芽が充実できなく蕾ができにくくなります。
花の咲いた枝を上から2~3節目をカットします・・・・と普通のアジサイは剪定します。

カシワバアジサイも剪定は同じでしょうが、せっかくのきれいなグリーンを見るのにしばらくつけたままにしておきたいと思います。
ただ来年の花がどうなるかは分かりません。今年は半分だけ残して半分は花後剪定してみます。

今年は6個花芽が付いています。このぐらい咲くのがちょうどよい(o^。^o)
たくさん咲いたからいいっていうものではないし・・・
花を残してカシワバアジサイの変化をみるのも面白いと思っている。


■夏の管理
アジサイは開花中や梅雨明けからは特に水切れに注意します。日ざしが強い日は少しの水切れでも葉焼けを起こしやすくなります。カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)は葉が大きいので水きれに弱いです。
このカシワバアジサイの育て方をまとめているうちにも日差しが強い日があって日中しおれてしまいました。あわてて水をやりましたが、2~3日たってから葉をよく見たらやっぱり葉やけをおこしていました。
危ないなと思っていたのですが後の祭り・・・ 実行に移さなかった私が悪い(´Д`)

朝水やりをしても昼頃になるとしおれる場合はすぐ水やりをします。鉢植えの場合の真夏の水やりは半日陰などに移動してから行います。
移動できない場合は寒冷紗などを使い日よけをしましょう。

※アジサイ類は水やりには気を使いましょう!


■秋の管理
十分に日光に当てます。あまり日光に当らないと花芽ができないことがあります。
水やりは鉢土の表面が乾いてから十分に与えます。


■冬の管理
寒風に当ると枝先が枯れやすいので、花芽も枯れて咲かなくなってしまいます。
鉢植えの場合は風の当らないところに置きます。私は軒下に置きました。
地植え(庭植え)の場合は、寒風が当るときは寒冷紗を使って風よけをします。
12~2月にかけて寒肥を施しておきます。
冬は葉が無いので日光は当らなくてもかまいません。
鉢植えの場合、葉が無くても水やりは鉢土の表面が乾いてから与えるのをお忘れなく!

再び春になって葉が出てきたら、日光に当ててください。



■鉢植えのカシワバアジサイの植え替え
植え替えの適期は落葉後すぐか3月下旬、または花後。
2年に1回ぐらいを目安に植え替えます。
◎鉢植えの場合
用土例 
・赤玉土7:腐葉土3
・赤玉土の割合を4にして庭土を3
・赤玉土6:鹿沼土3:ピートモス1

鉢から抜き、根鉢を一回りくずして土を入れ、割り箸などで突きながらすき間がないように入れます。
終ったら十分に水やりをします。用土は湿っているものはそのまま使いますが、乾燥しているものは植え替えの前の日に水で十分に湿らせておきます。当日でも何時間か置いてから使ったほうがいいでしょう。


◎庭植えのカシワバアジサイの場合
肥沃な土壌を好みます。
植える前に適した場所か考えてから植えつけます。
腐葉土またはぼかし肥料を3割ほど入れて混ぜておき、根鉢を一回りくずしたカシワバアジサイを植えます。


■カシワバアジサイの肥料
寒肥として12~2月に油かすと堆肥を株周りに敷きつめます。
私はぼかし肥料をしています。落葉後植えつけたものは寒肥は必要ありません。
鉢植えは緩行性の置き肥をします。


■カシワバアジサイのさし木
私はしたことがありませんが、必要の無い枝を剪定したときは挑戦してみてはいかがですか?
普通のアジサイは6月ごろでしたら、発根しやすく簡単です。
カシワバアジサイもアジサイの仲間なので簡単に発根すると思いますが・・・