柑橘類の冬越し
柑橘類の冬越し,建物の南側
我が家のミカンと福来ミカン(筑波ミカン) 2010-12-5
2011年の冬の初めはまだ暖冬の様子でした。
でも明けて2012年は厳しい寒波がなんども来て、畑に植え替えた新苗の果樹の葉っぱが枯れてしまいました。
まずは温州ミカン、レモン、大実キンカン、種なしキンカン「プチ丸」などの柑橘類です。
柑橘類はとうとう芽吹いてきませんでした。
大きなヤマモモもありますが、新苗を植えたヤマモモも3月になってから葉が枯れ、やはり芽吹いてきませんでした。
これらは前年に苗を入手して秋に植えつけたものです。
鉢植えから植え替えたフェイジョアの葉っぱは枯れましたが、5月になってから芽吹いてきました。
フェイジョアは寒さに強いと感違いしてしまい、寒さ対策は全くしませんでした。
ストロベリーツリー(姫いちごの木)だけは元気でなんともありませんでした。
柑橘類は寒さに弱いので、新聞紙などを幾重にも包み、最後にプチプチなどの断熱材を巻いておきました。
2012-1-27
これでまずは大丈夫とたかをくくっていたら、見事に外れてしまいました。
この畑とは別の畑にもミカン、甘夏、筑波ミカンが植えてあります。上の画像のミカンと筑波ミカンです。
それらが難なく育っていたので、まさか寒さで枯れるとは思いませんでした。
でもよく考えたら環境が違うことに気が付きました。
問題なく育っているところはすぐ北側に家があり、西側には塀があります。寒さからかなり守られていたのです。
枯れてしまったところも北に家がありますが、30メートル離れていて間には芝が植えてあります。
西側は塀がありますが、間に道路があり8メートルは離れているでしょうか・・・
このつくば市は果物などの南限や北限の境目になっているので、微妙なところでアウトになってしまうのです。
もし植えた冬だけ暖冬だったなら枯れないですんだかもしれませんね。
小さな苗には寒さが厳しかったのでしょう・・・
枯れてしまった柑橘類は2010年5月に入手し、鉢植えにして実も収穫できたので、安心して畑に植えたのです。
大実キンカンはたくさんの実をならせてしまったのもいけなかったかと思います。
今度柑橘類を入手したら、冬越しできる所を考えてから植えます。これは大事なことです。
当たり前だけれど、やはり西風が当たらない建物の南側が一番暖かいかも。
ある程度育ってくると柑橘類でも環境適応できるのかもしれませんね・・?
いくら建物の南側といっても寒い日には相当気温が下がります。根付くとかなり寒くなっても大丈夫なのでは?