★プリムラの育て方
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プリムラの種類
プリムラ「ビアリ」
プリムラの育て方のポイント
プリムラは極端な暑さ、寒さが苦手です。
夏は風通しの良い日陰に、冬は日が当たる暖かい場所で管理してください。
プリムラはいずれの種類も耐暑性が弱く、夏越しが難しいため一年草として扱います。
でも上手に夏越しができれば再び花を咲かすことができます。
プリムラの夏の管理 プリムラの夏越し
寒さが厳しい日には夜は室内にとり込んだほうが安心です。
耐寒性がある植物でも、だんだんと寒さに慣らしていかないと寒害を受けます。
暖かいところにあった市販のプリムラなどは、いきなり寒さの厳しい戸外に置くと寒害を受けます。
日中は外でよく日に当てるようにして夜は室内に取り込み、徐々に寒さに慣らします。
2013~2014年の冬の軒下に置いた寄せ植え(コニファと多肉とプリムラ)は戸外のままでOKでした。
そのままコニファの影になり夏越しも軒下でOKでした。
プリムラの植えつけ
一般に売られているプリムラの株の中には鉢が株の割りに小さすぎる場合が多いです。
購入後にプリムラの根をチェックします。
鉢底から根が出ているような場合は、一回り大きな鉢やプランターに植え替えるとよいでしょう
こちらは根詰まり状態だったので、軽くほぐしてから植え替えました。
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プリムラの用土
例 赤玉土6:腐葉土4
市販の草花用の培養土でもok。
植え付け時に、市販の培養土に緩効性の元肥を混ぜ込みます。
例:マグァンプKなど
蕾や花がたくさん出たら液体肥料も月に2~3回ほど併せて与えます。
プリムラの水やり
プリムラは乾きに弱いので、毎日午前中にたっぷり株元に与えます。
乾燥を嫌うので水切れには注意が必要です。乾くとすぐに花びらが傷みます。
プリムラはツボミが株の中央のつけ根にあるので水は鉢土に与え、株にはかけないことです。
※手を鉢の縁に当て、手でジョウロからの水を受けるとツボミに当たりません。
もしくは鉢を傾けてジョウロでつけ根を避けながら水やりをするか、鉢受けに水を貯めて下から30分ぐらい吸わせます。
シクラメンなども同じですね。
※注意 いつも水受けに水がある状態では×
プリムラの株分け
日本サクラソウは毎年2月頃に、プリムラ・ポリアンサは株が大きく育った場合は9月下旬~10月下旬までに株分けをします。
小さな場合はそのままでも大丈夫です。
土を落とし、1~2株ずつ手で折って分けて植えつけます。
腐った根は除き3号程度の素焼きの鉢に1本ずつ植えます。(2~3本根が付いていれば大丈夫です)
植えつけたらたっぷり水やりをして、半日陰に新しい芽が展開するまで置いて管理します。
プリムラの肥料
育苗期は薄い液体肥料を月に2回ぐらい施します。真夏は肥料は施しません。
10月以降、生育が活発になったら、リン酸の多い液体肥料月に2回水やり代わりに施します。
置き肥としてリン酸とカリの多く含まれている配合肥料を月に一度与えるようにします。
病害虫
見慣れない珍しい虫がいましたが、名前がわかりません。
だれかわかる方、いませんか? でも虫ぎらいなかたは見ないでね。
大きい画像なので注意! 名前不明の虫
灰色かび病
灰色かび病の発生が多くなるのは春から梅雨と秋から冬の初め頃の気温はやや低く、湿度が高く、日照不足しがちな時期です。
灰色かび病予防は花がらは早めに摘み取り、株の上からは水をかけません。
軟腐病
プリムラは5月ごろから気温が上がり始めると軟腐病が出やすいです。
軟腐病は高温多湿な時期に発生するので、風通しの良い日陰に鉢を移動します。
軟腐病の細菌は植物についた傷口から侵入するので、害虫の防除と傷をつけないようにします。
アブラムシやハダニ、ネダニ、ヨトウムシなどは粒剤や薬剤散布などで防除し、ハダニの予防のためにはときどき葉裏に水をかけます。
プリムラは本来は春に咲く花ですが、近年は10月から花付き苗が出回っており、年末の鉢植えや寄せ植えに活躍してくれます。
タネまき
種から育てても愛着がわくものです。
詳しくは・・プリムラのタネまき方法
プリムラの鑑賞期の管理
鑑賞期には花後の花柄や黄ばんだ葉は早めに根元から摘み取ります。