ルピナスの花 ルピナスの育て方
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2007-5-26
ルピナス
マメ科 ハウヒチマメ属(ルピナス属)
■ルピナスの特徴
ルピナスはラテン語の「lupus(オオカミ)」が語源です。
吸肥力が非常に強いのを貪欲な狼にたとえたものらしい。
別名をノボリフジ(昇り藤)またはタチフジ(立ち藤)、葉の形からハウチワマメ(羽団扇豆)とも呼ばれています。
ラッセルルピナスのほか 一年性の黄花ルピナス、 傘咲きルピナス、ミナレットルピナスなどがあります。
花の色も紫やピンク系が多いですね。
ルピナスの開花始め
2007-5-25
花穂が長くて全部はアップできません。この紫色が特にお気に入りです。
2007-5- 26
色とりどりのルピナスの花
鉢植えの傘咲きルピナス(カサバルピナス)
2007-4-14
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ルピナスの育て方
苗は種をまくか、購入します。
種をまく時期は、春3月頃か秋9~10月頃に蒔きます。
4~6月に播種すると翌年開花します。
ルピナスの種はポットにまきます。直根性なので移植には弱いです。
ポット苗を植えるときは、根鉢をくずさないように植えます。
大きな花を咲かせるには、前年からしっかり根を張った大きな株に育てることです。
咲く前に肥料をしても、小さな株ではすでに遅いです。
ルピナスは、日当りの良い、水はけの良い場所を好みます。
そして酸性土を嫌うので、石灰を事前に施しておきます。
またマメ科植物なので、同じ場所での連作は避けます。
ルピナスのは高温多湿に弱いので、日本の夏の気候は苦手です。
そのためラッセルルピナスは本来は多年草ですが、1~2年草として扱われます。
過湿にしないように管理したり、夏に涼しいところを選んで植えると、無事に越夏して翌年初夏にはたくさん花が咲きます。
ルピナスの花を2回楽しむためには、株を消耗させないことです。
ルピナスは下から順に咲き進むので種をつけないうちに、花がらを取ります。
またはそれが大変でしたら、満開がすぎた頃に花軸を切り取ってしまい、あとの芽を育てるようにします。
少し小振りになりますが、ちゃんと花が咲きます。
我家の場合は少しずつ花がらを取ったので、2番花も最初と同じくらい大きな花が咲きました。
病害虫の予防をしてきれいなルピナスの花を咲かせましょう!!
病気にはダイセン、ダコニールなどの殺菌剤を、害虫にはオルトラン、エカチンなどで防除します。
最近は野菜や草花、花木、果樹などを無消毒で通しています。
2010年、翌年のあの東日本大震災で手入れが行き届かない日が続きました。
そうしたら自然とは不思議なもので、害虫の天敵がかなり増えてきたのです。
お陰でそれほど神経質に育てなくても、自宅消費分は確保できています。
たまには天敵がこない・・というときもありますが、捕殺したりして何とかクリアしています。
野菜が失敗したときには、定年後の家庭菜園でうまくできた人から頂いたこともあります。