ユリオプスデージーの育て方
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ユリオプスデージーの花
ユリオプスデージー
キク科 ユリオプス属
常緑低木(半耐寒性)
原産地 南アフリカ
ユリオプスデージーの育て方(管理)
ユリオプスデージーは冬の間も咲き続ける花です。
しかし強い霜には弱く、枯れないまでも葉先がしおれ、ツボミが傷むことがあります。
地植えの場合は不織布などで覆う(夜)と安心です。
鉢植えは軒下や室内に取り込みましょう。
ユリオプスデージーの開花期間は長く12月頃から5月まで花を咲かせます。
※ ユリオプスデージーに似たマーガレットコスモスという照り葉の植物がありますが、こちらは寒さにあまり強くないようです。
ユリオプスデージーの用土
用土は水はけが良ければ特に選びません。
目安としては赤玉土(小粒)6:腐葉土4の割合で混ぜる。
市販の草花用培養土でも。
ユリオプスデージーの切り戻し
花後に全体の2分の1位を目安に切り戻しを行います。
長く栽培を続けていると、茎が長く伸びて株の形が悪くなり、下葉も落ちて見苦しくなることがあります。生育のよい初夏や秋に、茎を少し長めに(葉のついている少し上まで)切り戻します。
葉が茎の先端にしかついていない場合には、先端部分を軽く切り戻し、わき芽を出させて枝数をふやしてから、株の形を整えます。一度に深く切り戻すと枯れ込む場合があります。
切り戻しをした株は、新芽が伸び出すまで用土を乾かし気味に管理をします。
新芽が伸び出したら、用土の表面がよく乾くのを待ってからたっぷりと水やりをします。
夏のユリオプスデージーの管理場所
真夏の直射日光下では株が弱ることがあるので鉢植えの場合は半日陰ぐらいがいいでしょう。
ベランダで育てている場合はコンクリートの上に直置きすると温度が上がりすぎるので気をつけて下さい。
多湿に弱いので雨の当たらない風通しの良い場所におくのが理想的です。
乾かしぎみに管理した方がよく育つので土の表面が乾いてから水をたっぷりと与えるようにしましょう。
ユリオプスデージーの肥料
肥料は植え付ける際に、土にあらかじめゆっくりと効く粒状の肥料(緩効性肥料)を混ぜ込んでおくだけで充分育ちます。
花つきや葉色が悪い場合は、様子を見ながら液体肥料を月に2回程度の間隔で与えてみましょう。
ユリオプスデージーの植え替え
植えつけ、植え替え時期は、春(3~6月)または秋(9~10月)が適期です。
地植えにしている場合は植え替えの必要はありません。
かなり根がまわっていて、根詰まりしていました。時期的には少し遅れ気味でしたが、植え替えをしました。手前は整理して切り取った根の部分です。
2010-11-3
長くなっている根やまわりを崩して根の整理。
ユリオプスデージーは草ではなく木なので、しっかりした根です。
2010-11-3
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2010年のユリオプスデージーの寄せ植え
寒くなったので、肝心のユリオプスデージーの花が咲いていません。
ウィンタークローバーやパンジーと。
12-19
日だまりに置いたので、つぼみが出て花が咲きそうになりましたが、一年で一番寒いこの季節・・・
残念ながらつぼみは全部枯れてしまいました。
2011-1-2
春、暖かくなるとまたつぼみができて、やがてユリオプスデージーが花盛りになります。
2011-5-20
ユリオプスデージーのさし芽
さし芽で増やすこともできます。
適期は5~6月で新芽を利用するとよいでしょう。
新芽を長さ5~10cmの長さにして水を入れたコップなどに1時間ほどさして水を吸わせます。
水を吸わせてから湿らせた赤玉土や鹿沼土、挿し芽用土に挿し、根がでるまでの約1ヶ月間乾かさないように明るい日陰の場所で管理します。
根が出たら小さめの鉢に植え付けて、冬は暖かい場所で管理します。
春になって気温が上がったら鉢や庭に植え付けます。