アグロステンマ(ムギセンノウ)の育て方
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アグロステンマ
ナデシコ科
agros(野原)+ stemma(花冠)」の合成語
和名: ムギナデシコあるいはムギセンノウ
耐寒性1年草
アグロステンマはヨーロッパでは麦畑に生える草花として知られています。
和名の「ムギナデシコ」は、長い葉が麦の葉に似ているところから付けられたものです。
秋まき(暖地)9~10月 開花期:4~6月
春まき(寒地)3~4月 開花期:6~7月
アグロステンマ(ムギセンノウ)の育て方
発芽適温は18~20度で、タネはバラまきにし、タネが隠れるぐらいの覆土をしてたっぷりと水を与えます。
双葉が展開して込み合ってきたら、葉が触れ合わない程度の間隔で間引きをします。
ポットに直接2~3粒ずつぐらい播いて、よい苗を1本残して育てます。
本葉が5~6枚ぐらいになったら、花壇や鉢に植え付けます。
定植は20~25㎝ 間隔です。65㎝のプランターの場合は3株植えます。
春まき、秋まき、どちらでもよく育ちます。
丈夫なので日当たりと水はけがよければ特に土質を選ぶことなく、育て方はむずかしくありません。
茎が伸び始め、草丈が高くなりますので、倒れないうちに支柱を立ててやります。
我が家の場合は花壇で1mぐらいの草丈でした。
なでしことの寄せ植えにしたら肥料が効いたからかもっと高くなってしまいました。1m30cmぐらい。
肥料は抑えて与えた方が伸びすぎず良いようです。
花壇のアグロステンマ
アグロステンマのツボミ・・
もうすぐ花が咲くという頃はワクワクとときめきます。
花壇のアグロステンマ 5-17
すっと伸びた先に咲くさわやかなピンクや白の花は清楚で上品なのにとても丈夫。
花壇、鉢植え、切花にしてみました。花は径7~8cmぐらい。
アグロステンマのアレンジ
クレマチスの花を中央にしてワスレナグサやカモミールと。
花弁がカールし、見かけより長持ちしました。
この頃は我が家の花がアシナガコガネの被害でひどいことになっていたので、早めに摘んでアレンジにして楽しんでいました。
咲き終わった花はそのままにしておかずに花茎の付け根から切り取ってアレンジなどに利用します。
花持ちがよいので切花にして楽しめば、次から次へと花が咲いてきます。
タネを付けると消耗するので、花に咲く期間が短くなると思います。
アグロステンマは一度栽培すると、こぼれ種子で毎年芽を出します。
ネキリムシやヨトウムシの食害に注意します。病気は特にありませんでした。