育て方.jp|花、野菜の育て方など

このブログにはプロモーションが含まれています。

マツカレハ 幼虫・卵

マツカレハ,幼虫,卵,毒性,クロマツ,水色と茶褐色の粒

マツカレハ 幼虫
子供のころは怖かったマツカレハの幼虫でしたが、見慣れたせいか平常心で見られるようになりました。
2014-5-10
_DSC0201-2014-5-10-1.jpg
2014-5-10
庭のクロマツにいたマツカレハの幼虫。今年はいっぱいいましたね・・・
このクロマツの親株は枯れてしまい、こぼれ種から発芽したもので数本あります。
マツカレハの成虫もここにいました。

2014-5-28
_DSC0094-2014-5-28-1.jpg


マツカレハの終齢幼虫・・かな?
それぞれの幼虫をよく見ると模様が違います。
脱皮のたびに違ってくるのでしょうか・・・マツカレハの種類が違うのか?
2014-5-28
_DSC0092-2014-5-28-1.jpg


横から見るとカレハガらしい風格です。
成虫には毒はありませんが、幼虫、さなぎには毒があるそうです。
刺されたことがなくわかりませんが、毒性はチャドクガやドクガほど強くないそうです。
昔、うちの亭主はクロマツの手入れをしていたときには素手で大きなマツカレハを触っていましたね‥
クロマツもカバーなしではチクチクするし、マツカレハも俺は平気なんだ・・・なんて。
皮膚が丈夫か鈍感のどっちなんだろう・・・?
2014-7-27
_DSC0002-2014-7-27-1.jpg


わりと小さなマツカレハでしたがなぜか外壁を歩いていました。
2014-7-27
_DSC0003-2014-7-27-1.jpg

マツカレハ幼虫食餌植物
マツ科:カラマツ、アカマツ、クロマツ


**********************************


マツカレハの卵です。これまでもマツカレハの幼虫は見飽きるほど見てきましたが、卵を見たのは初めてです。
なにごとも興味を持ってよく見るといろいろ発見するものです。
これまでは樹木を見てもただ漠然と見ているだけなので何も発見がありませんでした。
マツカレハの卵には水色と茶褐色の粒がありました。
茶褐色の粒はもうすぐ孵化するのかしら? (以後観察はしていません。
他にもここはゴミグモのクモの巣が数え切れないほどありました。
2014-9-13
_DSC0028-2014-9-13-1.jpg

2014~2016年はマツカレハの幼虫が大量発生。
松の木から出た幼虫は外壁を這うもの、外の一槽式洗濯機の中で溺れるもの、地面を歩くものなどいろいろ・・
大体よそに出かけるマツカレハは若齢期の3~4センチぐらいかな・・
松の葉は丸坊主ではなく、見た目でまだ半分はあるのに。これは個体数が多くなると、種の生き残りをかけての行動なのか? 
我が家はマツ科はこの松の木しかなく、外に出ても食べるものはありません。
マツカレハだけでなく、他の虫もそういう行動をとるのでしょうか・・?
おしくらまんじゅう状態だったから仕方のない行動なのか・・・左上に蛹の入っていた殻があります。
2015-8-5
DSC_0045◎-2015-8-5-1.jpg


そしてこんなところにニホンカナヘビが・・この決して美味しくないはずの幼虫を狙っているのか?
関連記事 天敵としてのニホンカナヘビ ニホンカナヘビの画像 
2015-8-5
DSC_0052◎-2015-8-5-1.jpg


枯れ葉と糞の間から頭を出している別のニホンカナヘビ。
一時間も観察できればわかるかも知れませんが、家人がヘラ減ったと騒いでいるので、なかなか思うようにいきません。
2015-8-5
DSC_0053-2015-8-5-1.jpg

3年続けての観察で、ウロウロ歩いているのはもうすっかり見慣れた光景になってしまいました。
以前は毛虫をみると飛び上がるほどビックリしたものですが、慣れるとは恐ろしいものです。

※追記
2017年も大量発生しましたが、幼虫の行先はいろいろな植物のマツのように葉が尖っているものが多いようです。
針葉樹で松と似ているヒノキ科のコニファー・ブルーアイスに1匹止まっていましたが、葉を食べているかいないのか・・・?
しばらくの間そこでじっとしていましたが、全然育っていませんでした。でも突っつくと動きました。
2~3週間いたかと思いますが、その後は姿はなく小さな糞が蜘蛛の巣に落ちていました。
糞が落ちているのは少しはかじっていたのでしょうか・・・?

それからセダムのアカプルコゴールドにも止まっていましたよ。
やはり葉が針葉樹みたいに細いからなのか・・・?
マツカレハの幼虫は形から食餌草を選ぶのかな・・・ それに水に溺れるのも多いかな。