山野草 ジュウニヒトエ(十二単)
ジュウニヒトエ,セイヨウジュウニヒトエ,キランソウ,シソ科ジュウニヒトエ
シソ科キランソウ属 多年草
ジュウニヒトエ(十二単)の名の由来は花が幾重にも重なって咲く様子が女官の十二単の衣装のようだからとか。
落葉樹林内や道端に生えているジュウニヒトエ。
なぜか我が家の庭の塀の近くにありました。
草丈は10cmぐらいで横に這うように伸び、穂も伸び始めたところです。
20年前になるでしょうか、山野草の好きだった人にジュウニヒトエをいただいたことがあります。多分20年間も眠っていたその種から芽を出したのかもしれません。
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日本在来の野生種であるジュウニヒトエ(十二単)です。
葉も穂も毛深く、もこもこした感じです。
穴の開いた鉄瓶があり、それに株を抜いて植えてみました。オシャレな風にしたつもりですが、あまりしっくりしませんね。失敗です。
このあとジュウニヒトエはいつの間にかなくなっていました。
枯れてしまったのか? どこかに植えて根付かなかったのか?
ようやく芽がでたのに大事にしなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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ジュウニヒトエはシソ科キランソウ属です。
ジュウニキランソウは,ジュウニヒトエとキランソウの種間雑種だそうです。
また花冠の上唇が大きく2裂するタチキランソウというのもあるそうです。
ジュウニヒトエはセイヨウジュウニヒトエのアジュガ・レプタンスとも似ています。
「アジュガ・レプタンス」は同じシソ科キランソウ属です。
アジュガは、「ジュウニヒトエ」の園芸品種といわれています。
もこもこした感じと穂がラムズイアーと似ています。ラムズイアーもシソ科です。
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これは義妹の庭にあった仲間?らしいものですが、なんという名前でしょうか・・・
ジュウニヒトエの園芸種のように見えますが、全く違うかもしれません。
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※同じシソ科のタツナミソウかも知れません。