★宿根イビリスの育て方(イベリス・センペルヴイレンス)
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★宿根イビリスはイベリス・センペルヴイレンスといいますが、トキワナズナなどの名前で呼ばれることもあります。
草丈は15㎝ほどで這性です。横に広がります。
イベリス・センペルヴイレンスは1cm前後の小花が半球状に集まって多数咲きます。
ひとつの花は小さいですが、一ヶ所にまとまって咲くので、ひとつの大きな花に見えます。
花が満開の時期は株全体を覆うようにたくさんの花を咲かせます。
我家のイベリス・センペルヴイレンスは真っ白で、ほんとうにきれいでした!
★イベリス・センペルヴイレンスの育て方・管理
・酸性土壌を嫌うので、苦土石灰を施してから植えます。
・イビリスは日当たり良く、肥沃で水はけのよい場所を好むとされていますが、夏の西日が当たるようなところに植えると夏越しが難しくなります。
・肥料は寄せ植えなので土が少ないから、液体肥料を週1の割合で施しました。
・イビリスは過湿に弱いので、水やりは表面が乾いてから与えます。
・移植を嫌う植物らしいので、やむをえず移植したときは、鉢から抜いてまわりの土を落とさないように一回り大きな鉢に植え替えましょう。
我家では2回ほど、移植をしましたが、なんともなかったので移植に弱いというイメージはありません・・・
・冬は霜除け程度の防寒が必要です。
我家では鉢に植えなおして軒下に置きました。葉があるまま冬越しをしました。
寒さには強いので、もし冬に地上部分は枯れても、春に暖かくなると新芽を出すそうです。
寄せ植えのリースに植えたばかりのイビリスの花
2007
パンジーが中心の寄せ植えで、イビリスは白のパンジーの右です。
日当たりの良い場所で育てました。
かなり育ちが良かったイビリスの入っている寄せ植え
冬は毎年たくさんのパンジー・ビオラの寄せ植えをつくります。
関連記事 パンジー・ビオラの寄せ植え 写真(画像)
イビリスのふやし方
イビリスはさし芽や株分けもできるので、古株になったらさし芽をして更新したほうが良さそうです。
晩秋に挿したのですが、暖かい窓辺に置いたので、冬でも発根しました。
それを春になってから、地植えや寄せ植えにしました。
夏の宿根イビリスの様子
夏は開花しないようです。
2008/8-1
冬の宿根イビリスの様子
秋も開花なしなので、どうも春だけ開花するようです。
2009/1-25
先にはもう蕾のようなものが見えます。
2009/1-25
宿根イビリスの花が咲き始まったので、寄せ植えに使おうと鉢から抜いたら・・・
2009/3-29
こんなに根がまわっていました。完全に根詰まり状態でした。
宿根イビリスとパンジーとの寄せ植え(ハンギングバスケット)にしました。
2009/4-3
2011年 2007年から同じ株です。
チューリップ「フルーツバスケット」 隣はビンカミノール イルミネーション
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2011-4-15
イベリスとチューリップのプランターの左のプランターはソラマメ、右はスナップエンドウです。
2011-4-15
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★秋播き一年草のイビリス
秋播き一年草は上に伸びる性質を持っています。
英名のキャンディタフトは砂糖菓子の盛り上がった形に由来しています。
一年草は、イベリス・ウンベラータとイベリス・アマラ(I.amara)が栽培されています
イベリス属の植物は花色は白が主体ですが、一年草のイベリス・ウンベラタは紫、桃、赤など花色が豊富です。
20~30㎝程度ですが、切り花用の品種は50~60㎝になります。