庭づくり 庭づくりの計画あれこれ
庭づくり,計画,ローメンテナンス,造園,ガーデンデザイン息子に庭づくりを頼まれて簡単に引き受けてしまった。
あれもこれもと計画したところまでは良かったけれど、庭づくりは相当大変だということに気がついた。
自分の庭だったら好きな植物を植えたり、気に入なければすぐ変更もできる。
出来上がった庭を見て、こういうイメージではない・・なんていうことになったらイヤだな・・・
最初は自信があったけど、ガーデンデザイナーの作品集やら住宅展示場の庭、また家と外構をセットにして販売している近くの分譲地を参考にしようと散策したり・・・ 結果自信喪失状態です。
仕方がない。もう一度庭づくりを勉強し直すとしようか・・・
それともデザインだけプロに頼もうか・・・そう思っている今日この頃。
近所の造園業の家族と懇意にしているし、妹の旦那はサラリーマンだけど造園施工の資格も持っていて、自分の庭も手作りしたりしているから教えてもらおうかな・・・
でもそれぞれ忙しく時間をとってもらうには気の毒。
下の画像は義弟が20年の歳月をかけてコツコツと手造りした日本庭園。山林で見つけた大きな赤松2本やヤブツバキなどは持ち主に交渉し、自分で掘り出し、運んで移植したもの。また竹垣は竹を自分で切り出して造ったものです。塀も基礎だけはプロに頼みましたが、ブロックは自分で重ね、瓦を載せて筑波石を貼りました。
話は変わりますが、ある日、少し離れたスーパーに行ったときのこと・・
車でよく通っている道沿いにステキな日本住宅と塀まわり、門から見えるアプローチの一部が目に留まりました。バックしてお庭拝見とお邪魔したら留守でした。
この庭のデザインは絶対プロだと確信し、あまりに見事でため息がでてしまいました。
純和風の庭もステキですが、お金も相当かかったように見受けられたので、これは参考にはなりません。でも気に入ったところの一部だけでもマネてもいいかな。
私的にはこのスキのない純和風の庭より雑木林にいるような庭が好きですが・・
庭づくりを頼むとき、大事なことは信頼のあるセンスのよい業者を探すことことだと思います。
もし造園施工会社やホームセンターの造園部にお願いするときは、施工例をホームページで見たり、施工した庭を見せてもらって、自分のイメージと合った施工をするところを選びます。
そして納得のいくプランができてから契約するようにします。
樹木の希望やどんな庭のイメージが好きかじっくり話し合いをしたり、万全の下準備をして後悔のない庭づくりをしましょう。
予算、見積書も不明瞭なときは遠慮しないで聞きましょう。
施工期間や施工後の管理、枯れ保証をしてくれるのかも確認しておくと安心です。
※枯れ保証とは施工後、一定期間内に枯れた植物を無償で植え替えてくれることです。
自分でつくるときも、やはり多くの庭を見て勉強しなくては・・・
同じ材料でも出来具合がビックリするほど違いますものね。
生け花やフラワーアレンジと同じようにそれぞれの庭づくりにも法則があると思います。
またローメンテナンスな庭にしたいのならいろいろな方法があると思いますが、中木や低木を何本か入れてグラウンドカバーの割合を多くするといいのでは? いわゆるシェードガーデン(日陰の庭)です。
現在その方法を実行している真っ最中です。まだ勉強不足ですが落ち着いた気分のよい庭になればいいと思っています。園芸誌に載せるわけではないし、自分が心地よければね。
この一角は草花は減らし、リーフ中心です。
関連記事 我が家のシェードガーデン(日陰の庭)
手前からホスタ、ヒューケラ(ツボサンゴ)、ホウチャクソウ、ミヤマオダマキ、ソテツのようなコゴミなどが植えてあります。
左側の若草色はシモツケ(ライム・マウンド)です。
2012-5-8
あとは雑草対策が重要です。せっかくの庭が雑草だらけではいただけません。
庭づくりを考えるとき、防草シートを敷く、または雑草が生えてこない土や砂もあります。
まだまだ便利なものがあると思いますが、安くて簡単に施工できるようなものがいいな・・