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腐葉土作りと野菜作り 

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いい土をつくるためには土に有機物をあげることだと思います。
腐葉土は土の通気や排水、保水をよくする働きをします。
腐葉土は有機物を多く含むので土中の微生物の繁殖を促し、植物の生育を助けます。


落ち葉を集めて飛ばないように囲った場所に入れておけば自然に腐葉土になります。
飛ばないようにするというのは空っ風が吹き、近所迷惑になるからです。
早く腐葉土を作りたいときは落ち葉に適度の水分をやり、切り替し(空気に触れさせる)します。
でも腐葉土だけではほとんど肥料は含まれていません。鉄、マンガン、ホウ素、マグネシウムなどは微量です。あくまでも土壌改良の目的で植物に有用な微生物を増やすということです。


現在この腐葉土だけの自然堆肥だけで野菜を作るという農法もあるようです。
「自然堆肥」というそうで、家畜糞尿はいっさい入っておらず、切り返しや水分調整なども基本的にしないそうで、落ち葉や枯れ草を一冬の間、野積みにしただけのものだそうです。それで直売所に出せるほどよいものができるそうです。

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今年(2007年)は落ち葉を集めるゴミ収集車を見かけたので一台分そっくり畑まで運んでもらいました。

2007年秋の落ち葉

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2008年早春、積んでおいて幾分落ち着いたので、畑全面に敷いた芝の葉刈りしたもの

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ひと冬積み上げて腐葉土をつくる予定です。ただあまりにたくさんあるので腐葉土になるのに時間がかかるかもしれません。
大型ゴミ収集車1台分にかなり圧縮してあるので、見かけよりずいぶん量が多いです。


このゴミ収集車の落ち葉はそのまま風で飛ばないようにシートを張っていたので、腐葉土になるまでに2年かかり、2009年にできました。ぼかし肥料を毎年作っているのですが、積んであるところの半腐葉土を利用したり、梅雨の時期は野菜を栽培していないところにマルチ代わりに敷き詰めたりしていました。

2008年の秋には来年の夏野菜の予定地全体に敷き詰めておきました。そこへ米ぬかを振っておき、冬は空き地にしておきました。
かなりよい土になりそうな予感?
キノコがいたるどころから生えてきたり・・・2008/9-21

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カブトムシの幼虫やミミズがいたり・・2008-9-28

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でも圧縮されていた葉をほぐすとカビ・菌糸がたくさんありました。
カビは心配しませんでしたが、菌糸のほうはもしかしたら白絹病かと心配しました。
そのときは白絹病独特の菌核が見当たらないので違うのかな?と・・・

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白絹病か? 白絹病独特の菌核が見当たりませんね・・
怪しいので発生したところは、ぼかし肥料の材料にしてしまいました。白絹病は熱に弱いみたいです。2009年の野菜にはなんの影響もなかったです。

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これは我が家の庭のシュウメイギクやリシマキアに発生した白絹病。丸い粒々がたくさんあります。

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2009年はそこでナス、オクラショウガ、ミニトマト、キュウリ、ピーマンなどを栽培しましたが、上出来とまではいかなくて普通の出来具合でした。
ただミニトマトだけはビックリするくらいなりましたよ。

・ミニトマト(プチトマト)栽培した品種多数


秋にはまだ土状態になっていなくて、とても作物はできないと思っていたのですが、ゴールデンウィーク1ヶ月前に耕して植えるところだけピンポイントにぼかし肥料を入れておきました。


それにここは芝生産地でもあるので、芝の葉刈りしたものが年中手に入ります。
芝の葉は高く積んでは分解が進みませんが、畑いっぱいに薄くまき散らしておくと、マルチングにもなって草も生えまないので一挙両得になります。


芝の積んであるところの中を見たら、地面に近いところにミミズがたくさんいました。
ミミズがたくさんいるっていうことは、土が団粒化されて良い土になります。
枯れ草も刈り取って積んで置いたところは自然に分解が進んでいて、枯れ草を退かすと中にはミミズがかなりいて、適度な湿り気があり土の団粒化が進んでいます。
2009年は仕事が忙しく、草で作物が埋まってしまい、計画的な自然農法ではなく、成り行き的な自然農法になってしまいました。


でも黒豆が消毒なしでもカメムシが多少いる程度で被害があまりありませんでした。
それに不思議なことに昨年はブロッコリーに青虫がたくさん発生したのに、今年は畑のものは最初だけ1~2度見つけて抹殺しましたが、10月から現在11月まで1匹もいません。消毒は一度もしていません。???です。

原因がわかると野菜作りもまた面白くなりますね!
多分、天敵が増えたせいかなと思うのですが、どうでしょうね!?

天敵についての記事です。
テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
家庭菜園 天敵としてのカマキリ
クサカゲロウの幼虫
天敵としてのニホンカナヘビ ニホンカナヘビの画像


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腐葉土というより堆肥になるのかな?

○落ち葉  10リットル(水でよく湿らせる)
○米ぬか(油粕、鶏ふん)等  300グラムぐらい
以上のものをビニール袋に詰めて口を縛っておきます。

月に一回ほど、口を開いてかき混ぜ、そのとき乾いていたら湿る程度に水を加える。
3~4ヶ月して葉が砕けるようになったら出来上がりです。

これは簡単でしょう。落ち葉がある季節に集めておき作ってみるといいですね。
これは少量しか使わない人向けです。
これに植物に合わせ、窒素、リン酸、カリを加えて使用します。