育て方.jp|花、野菜の育て方など

このブログにはプロモーションが含まれています。

This page:育て方.jp|花、野菜の育て方などTOP > 野菜・肥料・土 > ミニチンゲンサイ  プランター栽培

ミニチンゲンサイ  プランター栽培

ミニチンゲンサイ,プランター栽培,プランター栽培,シャオパオ,発芽,病虫害,追肥

ミニチンゲンサイ「シャオパオ」左側にあるのは交雑した別もの
IMG_5643-11-24-1.jpg

関連記事 チンゲンサイ(ミニチンゲンサイ)のトンネル栽培 露地栽培
葉菜類のプランター栽培の関連記事
コマツナ(小松菜)の育て方 プランター栽培 栄養・料理
大葉シュンギク(春菊) プランター栽培記
セロリ(セルリー)のプランター栽培記
リーフレタスの育て方 育て方が詳しく書いてあります。


ミニチンゲンサイのプランター栽培
チンゲンサイはプランターでも簡単に育てることのできる野菜です。
プランター栽培では手のひらサイズのミニチンゲンサイがおすすめで、食べきりサイズなので料理にも使いやすいです。
春の畑でのミニチンゲンサイは手のひらサイズより大きくなりましたが、プランター栽培ではちょうど手のひらサイズあたりになるでしょう。
若採りし、切らずに1株丸ごと料理に使えて、中華・和風料理・洋風料理にも使えます。
スジが少なく食感がよいので煮物、サラダ、スープなどに。


ミニチンゲンサイ「シャオパオ」(旧名クーニャン)
草丈が10~15cmのミニサイズ。
寒いときは保温栽培にすれば生育日数が20~30日で収穫でき、暑さや病気に強く、真夏を除いてほぼ一年中栽培できるとのことです。 

◆容器
花用のプランターや鉢でも栽培できますが、深さが15cm以上あったほうがよいです。

上の花用のプランターは最初はカブを栽培の予定でした。種をまいても芽が出てこないので、急きょ春にまいたミニチンゲンサイの残り種をまくことになったわけです。
多分、乾燥させてしまったかもしれません。ようやく2本だけ出てきました。
もう待ちきれなくてそこへミニチンゲンサイの種をまいてしまいました。ミニチンゲンサイの芽はすぐに出てきてきました。

◆用土
葉野菜専用の用土(元肥入り)ならそのまま使うことが出来てお手軽です。
私は花専用の用土にぼかし肥料を2~3割ほど入れる場合もあります。牛ふん堆肥でもよいでしょう。
種まき前にはたっぷり水やりして土全体を湿らせておきます。

◆種まき
種まきは春彼岸 10月
簡単なトンネルをつくると露地栽培同様もっと早くから種まきができます。
保温、防虫などを兼ねた栽培キットもあるとか。一度試してみるのもいいですね。

長方形のプランターならまき溝を2本つくり、2cm間隔ぐらいにしてスジまきします。
覆土は路地栽培同様に1cm、手のひらで軽く押さえてたっぷり水やりします。

または8cmぐらいの点まきにして、1列に対して2列目は互い違いにまきます。(千鳥まき)
狭いプランターなのでそうすることにより重なりません。
コンテナでは新しい培養土を使いましょう。
手のひらで軽く押さえて(鎮圧)土となじませ、たっぷり水やりします。 

ミニチンゲンサイの発芽
2010-10-3  
IMG_2793あやめ雪とチンゲンサイ10-3 8-24.jpg


同じ日の4時間後。たったこれだけの時間差でも大きくなったのがわかる。
2010-10-3  
IMG_2839あやめ雪とチンゲンサイ10-3 12 42.jpg


発芽から1週間後。ぐんぐん育っています。
1210-10-9
IMG_3110-10-9-1.jpg


◆間引き
込み合ったところを早めに間引き、風通しをよくします。
間引くと残った株がぐらつきやすいのでまわりの土をかけて手で押さえておきます。
2010-10-15
IMG_3416-10-15-5.jpg


2010年はこの間引いたミニチンゲンサイのよい苗を選び、別のプランターに植え付けました。
結果は元のプランターのミニチンゲンサイより上々でしたよ!
2010-10-17
IMG_3542-10-17-1.jpg


元のプランターのミニチンゲンサイ
2010-10-22
IMG_3878-10-22-1.jpg


2010-11-19
IMG_5163-11-19-1.jpg


◆病虫害
プランター栽培も病虫害は露地栽培に準じます。
不織布をかけてはいましたが、途中バッタやアオムシ(モンシロチョウの幼虫)の被害に遭いました。
元のプランターのミニチンゲンサイは不織布の端のほうに置いてあったので、潜りこまれたかも。
2010-10-24
IMG_4025-10-24-1.jpg


不織布を掛けっぱなしでも、水や液肥はやれるのですが、つい外して眺めていたりするものです。
そのスキに卵を産み付けられたり、バッタに入られても気付かずにそのままかけてしまったり等など・・・
穴があいているのはアオムシ(モンシロチョウの幼虫)かオンブバッタかと思う。アオムシがいますが・・・
10-22
IMG_3881-10-22-3.jpg

10月下旬にもう大丈夫かと不織布をとったら、軒下は暖かいのでまだまだ油断はできません。
モンシロチョウだってかなり遅くなっても飛んできていました。これはプランターのブロッコリーで。もうすぐ12月だというのに・・
2010-11-21
IMG_5447-2010-11-21-2.jpg


間引きが遅れたら混んでしまい風通りが悪くなって、アブラムシがこんなに!
チッソ分量が多くてもアブラムシが多くなってしまいます。これは風通りと肥料の両方の原因かも・・・?
特にチッソ分量が多いと新たな問題があります。薬も過ぎれば毒となる・・・かな。
モロヘイヤのグリーンスムージーの後のほうに載せてあります。

IMG_5620-2.jpg


植え替えたほうのミニチンゲンサイ
2010-10-22
IMG_3879-10-22-1.jpg


途中、アオムシを捕殺しました。
2010-10-31
IMG_4369-10-31-1.jpg


植え替えたほうのミニチンゲンサイは不織布の中央においてあったので、無事だったようです。
2010-11-13
IMG_4822-11-13-1.jpg


きれいな葉っぱのミニチンゲンサイになりました。
2010-11-24
IMG_5630-11-24-1.jpg


◆追肥
薄めた液肥や化成肥料を少量パラパラと間引き後に与えます。
またはミニチンゲンサイは早く収穫になるので、種まき後2週間ぐらいしてから1回ぐらいでよいと思います。
収穫間際に肥料を施すのは葉に残るので、よくないことと思います。

◆収穫
季節、地域によって異なりますがミニチンゲンサイの収穫までの日数は20~40日です。
草丈10~15cmが収穫の目安になります。
ミニチンゲンサイは普通のチンゲンサイより10日ぐらいは早く収穫できます。