慣れすぎキジバト(ヤマバト)の雛
キジバト(ヤマバト),慣れすぎ,大豆の水煮,玄米2014-9-23のことで、お彼岸の中日で義妹夫婦が来ていました。
長男が車庫へ行ったら、中雛ぐらい(?)キジバト(ヤマバト)が寄ってきてあとをついて来たとのこと。
ケガをしていて飛べないのかと思ったらしく、猫のゲージに入れてから見せに来たのです。
「それは巣立ちのキジバトだから、すぐに放さないとだめだよ。」と言ったのですぐにゲージから逃がしました。
関連記事→キジバト(ヤマバト)
それから3日後の26日の朝のことです。
この夏に入手したバラ「ピエール ドゥ ロンサール」にチュウレンジハバチがいて、いつもなら手で捕殺するのですが、この日はキンチョールでシュッシュッとやっていました。
気が付いたらいつの間にか中雛ぐらい(?)のキジバト(ヤマバト)が、足元まで近づいてきたのです。
全然警戒もせずに人馴れしているので変だなと不思議でしたが、もしかしたら3日前のキジバトかなとも思いました。
2014-9-26
キジバトの雛はあっちに行ったりこちらに来たりと自由にまわりを見学するように歩いていました。
今年の花壇は久しぶりにお花がいっぱいで、ケイトウやルドベキア、観賞用とうがらし、アンゲロニア、ブリエッタ・アメジストブルー、エキナセア、キャットミント、ネコノヒゲなどたくさんの種類の花が咲いています。
雛キジバトいわく「うわぁ、きれいでちゅ!」
2014-9-26
こちらは軒下花壇で、ごちゃごちゃしていますが主に鉢物が並んでいます。
コニファーと多肉の寄せ植えや真っ赤なゼラニウム、八重のベコニア、珍しいコンドロペタルム・テクトルム、チロリアンランプなど・・・
雛キジバトいわく「きちんとおかたずけしなちゃい!」
2014-9-26
家バトは子供の頃に孵卵して少し経った小さなときから育てているので、人慣れすることはわかっていますが、キジバトは慣れないと聞いていました。
子供のころの記憶では親鳥は一旦飲み込んでから吐き戻し、それを雛の口が親鳥の口の奥に入るような形で餌をもらうのを何回も見ていました。
手を差し出したらなんと手を突いてきたので、指を丸めて口の中をイメージさせてみました。そうしたらのぞきこむような仕草をします。
2014-9-26
とりあえず冷蔵庫の大豆の水煮を持ってきて、それを細かく割って食べさせてみることにしました。
指を丸めて中に大豆の水煮を入れておきました。
狙いは的中! 「おいしいでちゅ」
2014-9-26
この愛くるしい雛・・・もうたまりません! クチバシが意外と長いですね。
頬が緩みっぱなしで、この日はもうこのキジバトのことで頭の中がいっぱいになっていましたよ。
2014-9-26
キジバトをいつも注意して見ていたわけではにのですが、この日は家のまわりにいたようです。
2014-9-26
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翌日はブロック塀の上に止まっていたのですが、降りてきたので玄米を食べさせてみました。
石の中に入った玄米を器用に啄ばんでいます。
2014-9-27
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その翌日はなんと2羽のキジバトがいるではありませんか! 兄弟でしょうか?
これまで来ていたキジバトはどっち? 交代で来ていたのを1羽と思いこんでしまったのでしょうか・・・
ただいま玄米を食べています。
2014-9-28
手を差し出すと寄ってきます。
2014-9-28
このキジバトは一昨日来ていて大豆の水煮を食べた子かな?
玄米より大豆の水煮が好きなの?
その後は家の中にまで入ってくるようになってしまいました。可愛いので嬉しいのですが、我が家には猫が3匹もいるので、襲われないかとハラハラしていました。
老猫なので、襲うほど機敏ではありませんが、1匹だけは同じ年(17歳)でも押入れの上の天袋まで登ってしまうほど元気いっぱいです。
2014-9-28
後日談がありまして、近所のお母さんに慣れすぎたキジバトの話をしたら、それは隣に住んでいるラオスの研修生が飼っていると聞きました。
それで慣れていたのかと納得したわけです。芝作業のとき、木から落ちていたキジバトを拾ってからずっと面倒をみていたとのことです。
その後はどうなったのかまだ様子を見ていませんが、我が家にもう来なくなったので、カゴに入っているか、自由に羽ばたいてどこかにいってしまったのでしょうか・・・
あんなに慣れてしまったら自然には帰れないでしょうか?