ウメ（梅）の種類

ウメ（梅）

梅の花　2008/3-9

ウメ（梅）
バラ科サクラ属（アンズ属）

日本では春を告げる花として、古代から親しまれてきた樹木（果樹） で、日本全土に分布しています。
「澄んだ心」・「高潔」といった花言葉をもつウメは、東洋の名花と言われ、日本でも古くから親しまれてきました。
万葉集にはサクラの歌43首に対し、ウメは110首も取りあげられています。

日本に古くから親しまれているウメには、果実を食用にする実梅と、花が大きく美しく観賞に向く花梅があります。
実梅の利用としてはう梅干し、梅酒などがあります。
すごい！　梅干しの効用・効能

実梅

品種 　　　　成熟期 　　　　　
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白加賀 　　6月中～下旬
関東地方で多く見られる品種。梅酒、加工用に 　　　
受粉樹　小梅 南高

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豊後 　　7月中旬～
北陸・東北地方に多く作られ、耐寒性のある大実
果肉が厚く、ジャム、砂糖漬け、梅酒に 　　　　　　 　　　
受粉樹　小梅 南高

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南高 　　6月中～下旬
梅干で人気 　 　　　
受粉樹　小梅 南高

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藤五郎 　　7月上旬～
中粒で梅酒や梅干に 　　　　　　　　
受粉樹　小梅 南高

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高田梅 　　7月上旬～
梅漬けとして最高の品種 　 　
受粉樹 　小梅

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小梅類 竜峡小梅、甲州小梅、パープルクィーン　　5月中旬～6月上旬　　
花数が多く1本でもなる　授粉樹向き　自家結実性

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その他　
古城、曙、鶯宿、甲州最小、玉英、
白玉梅、長束、花香実、養老、八重林州など


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花梅
花のほかに香りや、幹の形や枝ぶりなどを観賞します。
野梅系、緋梅系、豊後系のグループがある。『梅譜』小川安村

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思いの儘 （本来の名前は輪違い、春日野）
同じ株に紅花や白花を咲かせる品種で、遅咲き。

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冬至 野梅系
一重の白花で極早咲き 。冬至の頃に咲くのがこの名前の由来。

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玉牡丹
八重咲きの白花大輪。 遅咲き

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見驚
八重大輪の淡紅色。 遅咲き

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大盃
一重の紅花で、花の姿が美しいので、庭木や盆栽で人気。 早咲き

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八重寒紅 野梅系
八重の紅花。 極早咲き

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楊貴妃豊後系
淡紅色の大輪八重咲き。遅咲き。

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鹿児島紅緋梅系
濃紅色の中輪八重咲き。やや遅咲き

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紅千鳥緋梅系
紅色の中輪一重咲き。花弁の内側の旗弁（はたべん）を千鳥にたとえたのが品種名の由来。

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緑萼野梅系
白花で中輪八重の早咲き。青軸性で冬でも1年目の枝や萼が赤く色づかず緑色のまま。

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白滝枝垂
枝垂れ系の白花で中輪八重咲きの枝垂れ品種。やや早咲き。