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★アネモネの育て方

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赤い花はもう見頃を過ぎたけれど、ピンクのアネモネが見頃です。
品種名「アネモネ・ポルト」
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アネモネの花

★処分コーナーのアネモネ★
2007年1月中旬ごろ、倒れる寸前のアネモネをつい購入してしまいました。
葉も黒くなって半分近く枯れていました。
お店で強い寒さにあわせただけではなく、水やりもしなかったのかもしれません。
時期的に寒さにはもう充分合わせてあると思い、暖かい部屋で育てていました。
さぁ・・・その後どうなったでしょう?

苗選びは重要です。
蕾(ツボミ)があったのですが、結局その蕾は咲かず、後に出たツボミも中身のないもので、2鉢は腐ってしまいました。

苗の状態を良く見てがっちりした下葉の黄色くなっていないものを選んでください。
なにか変わった花が咲くといいなと思い入手したのですが、このような苗は買わない方が無難です。

4月中旬になって残りの3鉢がようやく少しづつ咲き出しました。それが上のアネモネです。
赤のアネモネが今まで無かったので、鮮やかな赤を見たときは感動しました \(^O^)/
困難を乗り越えて花が咲いたときほど嬉しさ倍増!

1鉢だけ購入の淡い色合いのアネモネ開花。
花後は根を崩さないようにして畑に移植。(水やり省略の目的)

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アネモネの育て方(一般的な)
・アネモネは水はけのよい土を好みます。
 例1 赤玉土(小粒)7:腐葉土
 例2 赤玉土6:腐葉土3:川砂1
 例3 球根用培養土

・球根を植え付ける1週間前に石灰を混ぜ込んで酸性を中和し、緩効性肥料を混ぜ込みます。
・10月に入ってから球根の植え付けを行います。
・湿らせた水ゴケの上に並べ、もしくは濡らしたキッチンペーパーに包み、水を吸わせてから植えつけをします。

・庭植えの場合は深さ3cmくらい、間隔は15cmあけて植えていきます。
・アネモネの球根はとんがった方が下、平べったい方が上になるので上下を間違わないようにします。

・アネモネは早く植えると、葉が生長しすぎて冬の寒さを乗り越えられないので少し遅く植えつけをします。


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・鉢植えの場合
根が深く張るので、根の伸びるスペースを十分確保(深さ1㎝ぐらいに浅植え)します。
6号鉢(直径18cm)で3球くらいでよいでしょう。

・球根の植え付け直後は土の表面が乾いてから水をやるようにします。
・アネモネは冬の寒さに充分当てないと花が咲かないので外に出して管理します。

※発芽後は5℃以下の気温に1ヶ月以上当てないとつぼみができない性質があります。
 寒さが厳しい所では霜よけを行い株が傷まないようにします。
・その後花が咲くまでは液体肥料を月に1回与えるようにします。

アネモネの生長適温は10℃~15℃。
花が咲いているアネモネを入手したらまず一回り大きな鉢にまわりの根鉢を崩さず植え替えます。(下側だけ崩すのは可)
屋内の窓辺で育てて早めに花を咲かせて楽しみ、もっと暖かくなったら屋外で育てます。


来年もアネモネの花を咲かせるためには
花が終わったら早めに花茎を切って、カリの多い肥料を与えて球根を太らせます。

アネモネは高温多湿に弱いので夏は掘り上げて貯蔵します。
(ネットに入れて涼しい日陰につるしておきます)


我家流のアネモネの育て方
植え付けの際は自前のぼかし肥料を市販の用土、もしくは上の用土に混ぜます。(およそ10%ぐらい)
花が咲いているときは「チッ素・リン酸・カリ分」同等量の入った液体肥料を規定に薄めて月に2回ほど施します。
花がら摘みや黄ばんだ葉をまめに取り除きます。花がらは地際でハサミなどでカットします。

花を楽しんだ後は根を崩さないようにして日当たりの良い畑に植えておきます。
私の場合は紛失してしまうので、花が終わったらすぐに畑に植えて印をしておきます。
関連記事 アネモネ栽培記

カリの多い肥料を蒔いておけば、もう水やりなどの管理はしなくてもひとりで育ってくれます。
我家では自前のモミガラ薫炭をまいておきます。

葉が自然に枯れてきてから堀り上げるのですが、畑栽培のアネモネはそのままです。
ただし目印をつけておかないと分からなくなりますよ。

夏の高温多湿に弱いアネモネなので、植えっぱなしでは最初はどうかなと思いましたが、2006年11月に無事に芽が出ました。
霜よけなどをしなくても大丈夫でした。(霜が降りても平気でした)