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タツナミソウ(立浪草)

タツナミソウ,シソ科,コバノタツナミ,波頭

タツナミソウは草原や道端、森林内の開けた場所などに生えるシソ科の多年草です。
2012-5-13
IMG_4353タツナミソウ-5-13-5.jpg

タツナミソウ(立浪草)
シソ科 多年草
花期は5月~6月

翌2013年のタツナミソウです。昨年より随分殖えています。
茎をまっすぐに立てて株立ちになり、地下茎を伸ばしてふえます。
茎に白い毛が密に生えていて葉は対生。
2013-4-27
_DSC0095阿見-2013-4-27-1.jpg


シソ科らしく、穂状になって多数の花が咲いています。
花は元が細く長い筒状になっていて、先は丸く膨らんでいます。いわゆる唇形です。
そして面白いことに皆こっちを向いて咲いているのです。

タツナミソウの名の由来は花が穂状にたくさん付く様子が波頭の文様を思わせることからということです。
普通に開く花と閉鎖花があり、5月ごろの開花期以降は閉鎖花をつけます。
2013-4-27
_DSC0095◎阿見-2013-4-27-2.jpg


タツナミソウの仲間には多くの種があるそうで、ビロードタツナミ(コバノタツナミ)が多いそうです。
紫のほか藤色、赤紫、桃色、白などもあるそうです。