リョウブ
リョウブ,ハタツモリ,白い小花,穂状,株立ち,庭木,樹皮,サルスベリリョウブ
リョウブ科 リョウブ属 落葉小高木
分布:アジアとアメリカ大陸の熱帯・温帯(日本では北海道南部から九州の山林にかけて自生
別名:ハタツモリ
これはたまに通る道路沿いに咲いていた花を何の樹木かわからずに撮ったものです。
ちょうどこの時期にはズイナやリョウブを調べていました。なので見たことのある花の付き方だな・・・と思いました。
早速帰ってからネットでリョウブの花の画像を見たらドンピシャでした (⌒▽⌒)V
リョウブは初夏~夏にかけて枝先に白い小花を穂状に咲かせるとありますが、時期的にも合っています。
さんざん苦労?してようやく名前が判明したウワミズザクラは最初はリョウブかズイナで悩みました。
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リョウブは苦労しないですぐわかったのは、前の苦労の積み重ねがあったからでもあります(笑
2014-7-9
このリョウブもわからないでいたウワミズザクラが咲いている「つくばテクノパーク豊里」内にありました。
多分もともとあったものではなく、工業団地ができたとき(約30年前)に植えたものかと思われます。
小型で花付きの良いアメリカリョウブというのもあるそうです。
↓このリョウブの木は中ほどから上の部分です。樹高は4~5mぐらいでしょうか・・・
2014-7-9
同じ場所で小型のリョウブがありました。きれいに剪定されていました。
植えてからどのぐらい経っているのかわかりませんが、あまり伸びないようでしたら一般家庭の庭木にもなると思います。
もしかしたら小型で花付きが良いようなのでこちらはアメリカリョウブ・・?
2014-7-9
7~8本ぐらいの株立ちになっている中型のリョウブもあります。こういうのを見ると我が家にも植えてみたくなります。
残念ですが、狭い庭にはもうこれ以上無理。
広かったらソヨゴ、シマトネリコ、シラカバ、アオハダ、キングサリなども欲しい (*゚▽゚*) イイナァ
2014-7-9
リョウブの樹皮です。まだ剥がれてはいませんが、剥がれたあとはなめらかで光沢があるそうです。
まるでサルスベリのようなので、地方によっては「サルスベリ」と呼ぶそうです。
同じように「サルスベリ」と呼ぶ樹木にシャラノキやヒメシャラがあります。
なお床柱にも利用されるとか。
後ろにある葉はこの木のひこばえです。ひこばえは元から切って整理するとよいでしょうね・・・
2014-7-9
昔は葉(若葉でしょうね)を乾燥させて保存し、飢饉のときの救荒植物として利用されたそうです。
若葉を炊き込み、リョウブ飯として食べるところもあるとか・・・
若葉を食するのは山林にあるいろいろな樹木があります。我が家にもあるハナイカダもそうです。まだ食してはいませんが・・
今度はリョウブのタネの様子を見に行きたいと思いますが、気の向いたときや時期的なものもあるので、いつのことになるでしょうか・・・