ノーザンルビーの収穫と料理
ノーザンルビー,収穫,鮮やかなルビー色,料理2009年種芋を購入したノーザンルビー(赤色)ですが、たしか600g(?)しか入っていませんでした。そして小さな芋を切っておいたら、なんと切り口が黒くカビてしまったのです。無事だった2~3個の種芋を育てただけなので、チョッピリの収穫でした。なのでもったいなくて昨年は食べることができませんでした (-。-;)
2010年は昨年の種イモで育てることにしました。
ノーザンルビーを植えてからの栽培記はこちらに→ジャガイモ栽培記 春栽培(自家採取の種芋)の画像 2010年度
6月15日現在のジャガイモ畑の様子です。黄色く色づいてきたのがあります。今年は色づくのが1週間ほど早いようです。天候のせいなのか自種で消毒もしないから病気なのか、どちらでしょう?
ジャガイモを掘ってみないと様子がわかりませんね。
2010-6-15
ジャジャ~ン ノーザンルビーの収穫です
早く黄色くなってしまった成績の悪い赤ジャガイモのノーザンルビーを先に掘ってみました。
意外に粒が大きいのもあります。でも画像では大きさがわからないでしょう?
2010-6-20
ちなみに私の手の長さは、手首の一段目のシワから測って17cmあります。
これは2つのジャガイモがくっついてL字形になったノーザンルビーです。
上の変形ノーザンルビーは右上で、大きいほうです。中身はきれいでしたよ。
1回目は早く黄色の葉になったものを掘ったので形も大きさもよくありません。
ここでは変形ノーザンルビーは右上になっています。
本来ならば収穫するのは、よいお天気が続いて土がサラサラになっているときがいいのですが、雨上がりの後だったのでしょうか、大小いろいろのジャガイモがぬれていますね。早く食べきる予定です。
1個だけ大きな虫食いのジャガイモがありました! 何の虫でしょうね?
何度かコメツキムシの幼虫がジャガイモに潜んでいたことがあります。
2回目のノーザンルビーの収穫
2回目の収穫は1回目の収穫から6日後です。
2010-6-26
上の画像の左側のノーザンルビー。細長タイプで皮が向きやすいです。
2010-6-26
右側。この画像の右側の上下のジャガイモはノーザンルビーではありません。名前を忘れてしまったのです。
5~6年前に入手し、毎年栽培しているジャガイモで、皮だけが赤くなっているジャガイモです。
2010-6-26
2回目の収穫のノーザンルビーはどのくらいの大きさというと、先ほども申しましたように手の長さが17cmあります。昔はとてもスマートでした・・いや、そんなことはどうでもいいことですが、ジャガイモの大きさが大体わかっていただけたでしょうか。もちろんノーザンルビーの中身は腐敗や空洞がなくきれいでした。
2010-6-26
2年にわたって育ててみたノーザンルビーは家庭菜園向きかな・・と。
赤皮のノーザンルビーや紫色のキタムラサキ、その後に育てたシャドークイーン、ジャガキッズパープルは日に当っての緑化が見分けが難しいと感じました。栽培上の注意点は土寄せ(培土)をキチンと行なうことが大事だということです。ご存知のように緑化したジャガイモは毒があります。
ノーザンルビーの赤紫の色素はアントシアニンで、生いも1gあたり2mg程度含まれているそうです。
※北海道農業研究センターの資料より
アントシアニンはフラボノイドの一種で、花色素とも呼ばれて染料や食品の着色料として利用されてきました。動物実験では抗酸化作用がある物質となっているそうです。人に対してはまだはっきりとしたデーターがないみたいです。薬も認可されるまで長い道のりがあると同じように時間がかかるのでしょうね。
アントシアニンは水溶性なので茹でると水に溶けて肉の色が薄くなってしまいます。せっかくのきれいな色が流れてはもったいないですね。溶けたほうの水を利用するのならいいですが・・・
アントシアニンは酸性で赤やピンクに、中性で紫、アルカリ性で青に変化という性質があるそうですよ。いろいろ試してみれば手品みたいで面白いかも。
秋にもノーザンルビーを育てたのですが、それはそれは春栽培よりもっと鮮やかなルビー色でした。もっともルビーとは無関係でしみじみ見たことはありませんが、きっと本物のルビーより美しいかもしれませんよ。
参考までに秋の薄皮をむいたノーザンルビー。↓
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赤肉ジャガイモ「ノーザンルビー」の料理
左は薄皮をむいた生のノーザンルビーの美しさ。右は茹でたので、色が薄くなったノーザンルビー。
6-21
詳しくは下の料理のところにあります↓
紫はシャドークイーンで、基本のジャガイモはキタアカリです。
2012-9-2
お好み焼きの生地に薄く切ったノーザンルビーを載せて焼いている途中の画像。
ピザなどに入れてもいいのでは (*^_^*) このようにすると色が残ります。
2012-8-17
蒸す、焼く、炒めるといった料理をすると色が残ります。
ナスとインゲンと一緒に焼いただけ。色は少しキツイけど栄養がありそう!
ナスやインゲンなどは基本は畑栽培ですが、2008年、2013年はプランター栽培しました。
プランター ナス(茄子)の育て方 菊鉢でのナス物語
つるなしインゲン(テナシインゲン) プランター栽培記
から揚げの素をからめて揚げました。グリーンは一緒に揚げた栽培したズッキーニ。
2010-6-25