手乗り(茶碗)ハス栽培記
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スイレンを育てたらとても楽しめたので、手乗りハス「菊花粉」という小型のハスをゲット。
スイレンやハスは水が抜けないポットに入っています。
およその植物は水がある状態が続くと根腐れしてしまいます。
なぜスイレンやハスは水につかりっぱなしでも根ぐされが起きないのか?
こちらに→スイレン(睡蓮)とハスの違い
2014-7-3
菊花粉には大小のつぼみが2つありました。
2014-7-2
根の部分。小さいながらも膨らんだところがあります。
この膨らんだところが食用のレンコン(蓮根)で冬に市販されています。レンコンは文字通り蓮の根です。
「菊花粉」は観賞用でしょうが、ハスなのでレンコン(蓮根)があります。
この手乗り(茶碗)ハスはその後、とうとうつぼみから花になりませんでした (┘-└、)
それもそのはず、購入したときのままのポットで植え替えや肥料もしなかったからです。
2014-7-6
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翌2015年春の手乗り(茶碗)ハス。
スイレンと違い、冬越しはそのまま戸外に置きっぱなし。上部は枯れたようになります。
寒冷地では室内のほうがよいのかな・・?
暖かくなってきたら、葉っぱが出てきました
2015-4-25
新しい根がかなり伸びています。慌てて掘り上げて植え替え実行。
最近はこの通りで、何事も後手後手になってしまいます。
株分けは春(3月頃)にするそうですが、株分けではなくそっくり植え替えるのでセーフかな・・?
2015-5-3
根のところです。注意としては掘り上げの際に新芽や塊茎を傷つけないことと、乾かさないことです。
昨年に長女にもらった底穴のないハスやスイレン用の鉢があります。
用土は市販の赤玉土または水生植物用の土です。
我が家ではあの東日本大震災で崩れ落ちた屋根のリフォーム工事の際に、畑に捨てた粘土を利用。
苦土石灰少しと粘土7割と草花用の培養土3割を混ぜ、一緒にもらった水生植物用の緩効性肥料を入れました。
培養土と水の割合は見た目は7:3ぐらいですが、多分実際は6:4ぐらいになるかも・・
というのは鉢の形が上がカーブしているので狭くなっているからで、これで水位が深くなるかと。
2015-5-3
※植え付け後は水位を5センチぐらいに浅めにし、気温が高くなってから10センチにすると生育がよくなるそうです。
また20~30センチぐらいにすると深すぎて生育が悪くなるそうです。
常に水を張っておかないと、夏は腐敗病になりやすいそうです。
葉がまださみしい感じです・・
元肥として水生植物用の緩効性化成肥料を与えてあります。
生育期の4月~9月は、追肥として月一の割合で固形の化成肥料小粒2~4粒を与えると生育がよくなるそうです。
追肥は普通の草花と変わらない間隔で与えていいらしいので、昨年に花が咲かなかったのも納得です。
量は普通の草花より少なめかな・・
2015-6-2
スイレンと違い、ハスは葉が立ち上がってきます。葉数も多くなりました。
関連記事 スイレン(睡蓮)栽培記
右下にある葉に虫にかじられたような痕があります。最近よく見かけるナシケンモンがいました。
鉢を置いたのは玄関前で、特に日当たりが良いところです。
普通の草花の鉢があるのはこのまわりだけで、あとはほぼ多肉一色で鬼気迫る様相になってしまいました。
自己流ですが・・多肉植物のふやしかた
ハスは立ち葉と浮き葉があるのですね・・
※ボウフラが発生したときは、新しい水と入れ替えるか、メダカや金魚を放します。
2015-7-10
23日につぼみを発見!
1週間後のこの日、ハスの花が開き始まり、その美しさには改めてうっとり・・(*⌒ー⌒*)♪
2015-7-31 朝7時
今日は全開ではなく、もう午後2時には花が閉じてしまいました。
夕方まで咲いているかと思っていたら、閉じる時刻が早いですね。早寝早起きタイプです。
2015-7-31
全開のハスの花「菊花粉」。ハス科の多年草(浮葉植物)です。
ほんのりピンクが入った八重咲き品種で、名の由来の菊の花のようです。
2015-8-1
花が咲いて1週間後には実が黒くなっています。追肥として緩効性肥料を入れました。
2015-8-18
3番花。朝早くから咲いています。
これは7時前の画像ですが、夏は早くから日があたるので、もっと早い時刻に開くと思います。
2015-8-19
この後はつぼみがあるので、もう1度は咲いたかと思います。
結局肥料は植え替えのときの元肥と8月の追肥の2回だけでした。
それでこんなに咲いたのだから、毎月施肥したらもっと花が咲いてくれたのかな・・