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早く咲かせたいチューリップの育て方 エチレンガスと植物

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早く咲かせたいチューリップの育て方
紙袋に入れて冷蔵庫に約2ヶ月間おきます。野菜室等5℃前後のできるだけ温度変化の少ないところに入れて冷蔵します。こうすることで、チューリップに冬が来たと勘違いさせます。

※その際注意すべきことは、エチレンガスを出す野菜や果物をチューリップと一緒には入れないことです。チューリップの花が咲かなくなることがあるのです。

エチレンガスを出す野菜や果物
リンゴ、メロン、バナナ、ミカン、パパイヤ、アボガド、モモ、ナシ、サクランボ、ブロッコリーなども

エチレンガスは気体の「植物ホルモン物質」で、成熟ホルモンといわれ、細胞の老化、成熟に作用します。早摘みされた果実を成熟させるなどには良いホルモン作用ですが、収穫後に傷みやすいのは自ら発したガスによります。種子の発芽促進やジャガイモの萌芽抑制効果、茎の伸びや開花を抑制するなどの作用があり、素人がコントロールするには難しすぎると思います。


余談ですが、植物の生育中に毎日言葉をかけたり軽く触れたり、また音楽をかけると植物が元気に育つと言われています。ウソのような本当の話ですが、空気を振動させるとエチレンの分泌が活発になることによって丈夫に育ち、草丈など抑制作用で低くなるので倒伏を防ぐと言われています。そういうことが言われて久しくなりますが、ちゃんと科学的な根拠があったのですね。

稲の苗や野菜の苗なども撫でると根の張り方が違ったりすると、何かの本に書かれていたのを覚えていますが、押さえつけると伸びようとする力が働くのかと思っていたら、もしかしてエチレンガスが触られることによって出るからなのかしら?

いろいろな植物に是非、「可愛いねぇ、お利口さんねぇ、お水をあげるからねぇ」などたくさんの言葉をかけてあげてくださいね。

一つ疑問があるのですが、植物に愚痴を聞いてもらってもよく育ちますか?
空気を振動だから同じことだと思うけれどやはり良い言葉掛けのほうがご機嫌に育つのかしら?
ほめても愚痴を聞いてもらっても、同じように良く育ってくれたら、たまにはストレス解消にもいいかもね (⌒▽⌒)V

・・・余談が長すぎました m(_ _)m


チューリップを早く咲かせるメリット
寒い時期の開花なので花持ちが良い上に、病虫害の心配も少ないです。
2ヶ月間冷蔵した球根を取り出したら培養土を入れた鉢に普通に植えます。
そして戸外に出して、自然の低温に合わせて、一ヶ月ほど置きます。
表土が乾いているときには、水やりを忘れないようにします。パンジーやビオラ、アリッサム、イベリス、ウインタークローバーなどを球根を避けて植えれば水やりは忘れないと思います。
それから日中はなるべく光にあたる暖かい室内に置くと、約一ヶ月ほどで花が咲くでしょう。

※チューリップの花が咲いたら、今度は涼しい所で管理するようにしましょう。

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