シロタエギク(白妙菊)の四季の移り変わりの画像 シロタエギクの種類と育て方
シロタエギク(白妙菊),セネキオ属(サワギク属),ケンタウレア属,タナケツム属,ダステーミラー,寄せ植え,画像このシロタエギクは1株ですが植えてから3年目になり、ボリュームがでてきました。
これはセネキオ属のシロタエギクで、手前はクリサンセマム・パルドサム(ノースポール)や青い花のベロニカ・クレーターレイクブルー?があります。5月上旬の花壇です。
シロタエギク
シロタエギクは美しいシルバーリーフで、寄せ植えや花壇に欠かせないお馴染みの植物です。
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シロタエギクあるいはダステーミラーの名前で流通しているものが3種類あります。
セネキオ属(サワギク属)、ケンタウレア属、タナケツム属のいずれもシロタエギクやダステーミラーとして流通しています。
花色はセネキオ属が黄、ケンタウレア属が紫紅色、タナケツム属は白色です。
葉はセネキオ属を基準にするとケンタウレア属は葉の切れ込みが浅いし、またタナケツム属は細かいです。
その他に、殺虫剤の原料に使用されているシロバナムシヨケギクもやはり、シロタエギクといわれているようです。
シロタエギクという名前がたくさんあってややこしいですね・・・
育て方は3種類とも同じでいいのではと思います。
鉢植え
・置き場所
日光の当たる戸外で管理します。耐寒性は強いので、戸外で十分に越冬できます。
・水やり
表土が乾けばたっぷり水を与えます。
・肥料
生育期には緩効性肥料を2ヶ月に1度ぐらい与えます。月に一度の液肥でも
でも単独で植えているより寄せ植えに利用しているほうが多いと思うので、多い少ないはあまり神経質にならないでもいいのでは・・・?
セネキオ属のシロタエギク(白妙菊)
原産地:地中海沿岸
常緑多年草
銀白色のフェルト状の毛が生えていてとても美しく、よく寄せ植えに使われています。
3種類の中では一番多く出回っていると思います。
耐寒性が強いので、冬の花壇にも利用でます。
花は実生2年目以降に、小さな黄色の花が咲きます。
シロタエギク(白妙菊)は花を見るよりこのシルバーリーフを見るのが目的なので、切り戻しします。
3種類のうちセネキオ属とケンタウレア属は外見がよく似ています。
我家のシロタエギク(白妙菊)もこのセネキオ属です。
■殖やし方
春、秋(適温20℃前後)に種蒔き用土を使い育苗箱にばらまきをします。
本葉が2~3枚になったら小さなポリポット(2~3号)に移植します。
伸び始めたら摘心をすると芽数を増えて株にボリュームがでます。
5~6月ごろになったら花壇やプランターなど目的のところに植えます。
さし木(さし芽)もできます。下葉を落とした穂木をつくります。
バーミキュライトや鹿沼土、赤玉土の用土に挿し、発根するまで乾燥させないように気をつけます。
シロタエギク さし芽 2007-2-24
多分このさし芽は晩秋に行なったと思います。日当たりの良い室内で暖かくなるまで挿しておきました。
真夏を除けばシロタエギクのさし芽はいつでも可能なのではないかと思います。
シロタエギクの寄せ植え
シロタエギクの冬の寄せ植え 2007/2-1
最初はこのような寄せ植えを作りました。
シロタエギク 、葉ボタン、コニファー「フィリフェラオーレア」、プリムラ、リシマキア・オーレアが入っています。
ここから下の画像は、同じプランターでシロタエギクの四季の移り変わりの寄せ植えです。
※追記2022年 コニファー「フィリフェラオーレア」は地植えしたら大きな樹木になったので、芯を止めて枝葉を少なくし、短くかりこんであります。
途中葉ボタンを抜いてアジュガ、ミヤコワスレを加えました。
シロタエギクの寄せ植え 2007/4-23
ミヤコワスレが思ったほど背丈が伸びなくてバランスの悪い寄せ植えだけど変化を見るのが面白いです。
シロタエギクの寄せ植え 2007/6-1
アジュガのランナーが出てきたのでポリポットに入れておきました。
シロタエギクの寄せ植え 2008/1-19
プリムラは夏越しが難しいのに無事越して寄せ植えのまま冬を迎えた。
↑3年目の寄せ植え 2008/5-11
シロタエギクが大きくなりすぎて乱れてきました。
昨年は枝の整理は何回かしましたが、植え替えをしませんでした。
セネキオ属のシロタエギクの蕾
セネキオ属のシロタエギクの花
花が咲き始まると木質化するのでこのころきり戻しして形を整えます。
思い切り切り戻しをしてさっぱりしました。
寄せ植えの裏はこうなっています。ここまでくるともう寄せ植えには株が大きくなりすぎですね。
全体の植え替えも必要だし、シロタエギクは株を更新したほうがよさそうです。
・・・・・・・
タナケツム属のシロタエギク
流通名: シルバーレース
原産地: カナリー諸島
常緑多年草
マトリカリア(ナツシロギク)などが同じ属になっています。
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住宅展示場で見かけたステキなシロタエギクの寄せ植え
2008/6-21
ケンタウレア属 のシロタエギク
原産地: 南アフリカ
常緑多年草
丸葉でほとんど切れ込みがなく花色は紫紅色です。
ヤグルマギクの仲間になっています。
6-21
こちらは2010年の冬に購入したシロタエギクです。
丸葉で切れ込みが少ないので、多分ケンタウレア属かと思います。
12-1
シロタエギク、白のストック、パンジーの寄せ植えにしてみました。
関連記事 パンジー・ビオラの寄せ植え
本当はとても可愛い顔なのですが、写真写りの悪い福ちゃんも一緒です。
12-5
冬はシロタエギクの生長はさほど目立ちません。
パンジー「虹色スミレ・ノーブル-」は株が大きくなり、心がときめく色の花もたくさん咲くようになりました。
シロタエギクと「虹色スミレ・ノーブル-」の配色はすてきでしたが、寄せ植えの技術が・・(>_<)
ストックも花数が多くなりました。
2-22
まだ生長は変わらずのシロタエギク・・・
3-6
さすがに暖かくなった春になると、シロタエギクも生長したことがわかります。
枝数が増えてすこし大きくなったようです。・・・どうだい、エッヘン(シロタエギクの声)
4-7
春はいっせいに鮮やかな花が咲きます。見て下さい、我が家の寄せ植えもきれいですよ!
球根類は毎年咲くので重宝しています。
パンジー・ビオラの寄せ植え、クロッカス、チューリップ、ムスカリ、スイセン、アネモネなど
4-5
さてシロタエギクの寄せ植えは右上にありますが・・
まだ目立たないなぁ (∪_∪;)しゅん←(シロタエギクの声)
シロタエギクちゃんはこれからですよ。がんばってね! ←(優しいお母さんの声・・)
↑
うふっ、うまく〆たつもり (=`ー´=)
でも単独で植えているより寄せ植えに利用しているほうが多いと思います。
多い少ないはあまり神経質にならないでもいいのでは・・・
花壇(庭植え)植え
・日当たりのよい場所に植えます。
・購入したシロタエギク(白妙菊)は摘心をします。摘心をして、枝数を増やすと豪華になります。
2年目以降は草丈がぐんぐん伸びます。草姿を乱れたら、刈り込みや株の更新を行います。
上の画像は最初は寄せ植えだったものです。
・肥料
私は化成肥料を春、秋の2回だけパラパラと少なめに撒くだけです。
あまり多肥にすると白い色がきれいに出ないような気がします。