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ベロニカ・クレーターレイクブルー? 育て方・管理

ベロニカ,クレーターレイクブルー,育て方・管理

ベロニカ・クレーターレイクブルー?
2008-5-16
DSC03375-2008-5-16-1.jpg
手前はシロタエギクで後方の白い花はクリサンセマム・ノースポール

ベロニカ・クレーターレイクブルーかな?
オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)クワガタソウ属(ベロニカ属) 
宿根草(耐寒性多年草)
学名:Veronica'Crater Lake Blue'
花期:初夏 
草丈 :40cm 前後(生育後の高さで花丈も含む)
耐寒性、耐暑性ともに強い
日照:日向~やや半日陰
原産地:ヨーロッパ

※ 注)似た品種がいくつかあるみたいで、ロイヤルブルーあるいはオーストリアカ ブルーフォンテンかも?です。
通常ベロニカ類は寒さ、暑さに強く、強健で育て易い多年草です。
ベロニカ・クレーターレイクブルーと信じてその名を頂戴します。
このベロニカは這うように生育し、花期には30~40cmほどの姿でたくさんの花穂を立ち上げます。 
鮮やかな濃い青の花が咲き揃う姿は見事なものです。

花穂は小さいですが、シソ科の花と違い、一輪一輪は大きくてきれいです。
薄い色に写っていますが、上と同じ花です。
2008-5-16
DSC03377-5-16-1.jpg


上と反対側から見たところ。手前のコニファーはフィリフェラオーレアです。
ベロニカ・クレーターレイクブルーは年々広がって大株になり、数え切れないほどの花を咲かせています。
2008-5-16
DSC03379-5-16-1.jpg


これまでの3年間は丈夫でしたが、増えすぎて株が蒸れてしまったのか、2009年には溶けるようにして枯れてしまいました。
多分白絹病あたりかなと・・・

初夏に咲くベロニカ・ピンクファッションやベロニカ・ロイヤルキャンドルも育てました。

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※ベロニカには初夏咲きのほかに初夏~霜が降りるまで繰り返し咲くのもあります。
初夏咲き種
ベロニカ ハミングバードは切り戻すとどんどんツボミが出てきて咲き続けるで途中から放置してしまいました。一度大きく切り戻すと秋も咲くかどうか試してみたかったのですが・・ 3年で消滅してしまいました。

赤紫の花のパープルアイシウスは6月~霜が降りるまで咲き続けていました。
咲き終わった花穂は切り戻すと、その下からやや小さな花穂がすぐに立ち上がります。大きく切り戻すと株元から新たな芽が出て大きな花穂ができます。

秋咲き種
トウテイランは花の咲いていない時期も葉がシルバー系なのでカラーリーフとしてもきれいです。

※追記
2021年現在残っているベロニカ類はパープルアイシウスとトウテイランだけです。

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ベロニカ・クレーターレイクブルーの育て方・管理

日当たりのよい場所~やや半日陰に植えます。
水はけ、水もちをよくします。堆肥腐葉土、苦土石灰を入れるとよいでしょう。
根鉢を少しくずしてから植えつけます
乾燥に注意し、根付くまでは時々水やりをします。

肥料
剪定後と春か秋に様子を見ながら与えます。
芽が伸びてからの肥料は、茎が倒れやすくなります。

秋は低く広がるような姿で、ほとんど立ち上がりません。
冬になると、秋に伸びた葉は枯れて、株元に冬芽がたくさん出ます。
冬芽を残して、枝や葉は切り戻しておきます。

殖やしかた
・春、秋に株分けができます。(3月~4月、9月下旬から11月中旬)
・挿し木(挿し芽)
 6月ごろ、9月~10月ごろ
 花芽でない若い芽の頂芽ざしか1節ずつに切り分けた節ざしをします。
・タネまき
 春か秋にまきますが、交配して作出したものからは同じものができるとは限りません。

病害虫
アブラムシにはオルトラン粒剤を株元にまきます。
我が家では天敵がたくさんいるので、ほとんど害虫対策はしていませんが・・・
関連記事 
・テントウムシの種類と画像 天敵(てんてき)としてのテントウムシ
・ヒラタアブ類
・家庭菜園 天敵としてのカマキリ

病気は株が広がり蒸れると前述の白絹病?あたりが発生しやすくなります。
そのほかうどんこ病、灰色かび病も発生します。
密集したら透かせるようにところどころ株を抜くとよろしいのではと思いますが・・・
また植え替えの季節には別のところに20~30cm間隔に植え直すとベターかな (*⌒ー⌒*)
失敗してそう思いました。