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こぼれ種の観賞用とうがらし「ブラックパール」のその後の栽培記

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こぼれ種の観賞用とうがらし「ブラックパール」
昨年のは観賞用とうがらし「ブラックパール」の育て方
2012年はタネは採って保管しておいたのですが、まくのを忘れていました
そうしたら庭の通路の小石の所に1本だけ発芽して2cmほどになって生長していたのです。
こぼれ種からとしか考えられないです。小石の間に生えていたのでほぼ根だけで、土はほとんど付いていませんでした。
急いで鉢上げしましました。時期的にすぐに乾燥してしまうので、軽く腰水にしておきました。
腰水にしていても夕方には水が無くなってしまうのでちょうどよかったみたいです。通常、腰水は根腐れの原因です。

そのこぼれ種からの「ブラックパール」を鉢上げしてから一週間後の様子。環境条件がよくなり、元気になりました。
2012-8-21
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たくさんある鉢植えの花が鮮やかに咲いているので、この小さな観賞用とうがらし「ブラックパール」の花は水やりのときも目立ちません。
本日気が付いたら左側と右上に可愛い紫の花が2つ咲いていました。
2012-8-30
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その花が一か月後は全部実になっていますね。花が咲いてから実になるのがわりと早いですね・・・
でも肥料が足りなかったのでしょうか、株はあまり大きくなっていません。
2012-9-27
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朝晩寒くなる頃は、日当たりの良い出窓のところに置きました。
暖かい日には、外に出して水やりをします。お嬢様扱いです。実が赤くなってきましたね。
我が家の中で一番頭の良い福ちゃん(通称ぶうちゃん15歳)が「かわいいとうがらしだね」なんて言っているような・・・
2012-10-27
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年末の「ブラックパール」です。夜間窓辺は冷えますが、出窓に置き、レースのカーテンだけで冬越しは大丈夫でした。
この種をとり、さらに翌年まいたわけです。
2012-12-24
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以前友人の花壇に植えてあったセローシアや観賞用とうがらし「ブラックパール」です。
セローシアのある花壇


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2013年
上の「ブラックパール」で、暖かくなってから、ひと回り大きな鉢に植え替えました。
小さいながら花やつぼみがたくさんありました。
そのうち木質化してきて実だけが大きくなっています。
冬越しした「ブラックパール」は草丈はこの時点であまり伸びていません。木質化すると伸びが悪いのか・・・?
それとも肥料が足りないのか?
2013-6-27
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初夏になり、12月に種を取った3種類の観賞用とうがらしの種をまいてみました。
その中でブラックパールはなかなか芽がでませんでした。あきらめたころ6月下旬になってからやっと発芽です!
発芽してからは生長が早く、もう本葉が出てきました。
2013-7-4
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二葉のうちからかなり黒いので、すぐブラックパールとわかります。(左側)
真ん中は黄色の観賞用とうがらしで発芽率と生長が一番良いです。
一番右側が観賞用とうがらしと思ってまいたら違っていて、しばらく名前がわからずにいましたが、多分フユサンゴかと。
2013-7-7
_DSC0192-2013-7-7-1.jpg


観賞用とうがらし類、さし芽のサンパーチエンスを鉢あげしたところです。手前にあるのが親のサンパーチエンスです。
2013-7-24
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鉢上げした子供のブラックパールの一つで、草丈が低いです。高いのもあるし色々です。
2013-8-2
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ちなみにいろいろな観賞用とうがらしの鉢を並べて見ました。鉢は100均の色違いです (-。-;)
黄色の鉢は今年購入した斑入り鑑賞とうがらしで、果実は細長の天井向きです。
これはパープルフラッシュかホットパープルあたりで迷いましたが、結局果実の形でパープルレインと自己判断しました。
手前右の少し大きめな赤い鉢には葉が濃い紫色の観賞用とうがらしで、果実は丸くブラックパールあるいはパープルフラッシュあたりかな・・・?  たくさんあるのでわからなくなってしまいました・・
その後ろの黒い鉢は重なっていて見づらいですが、こぼれ種のブラックパールです。
後ろ真ん中は多肉植物のセダム・トリカラーで、左はアセロラの木です。
2013-8-31
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親子(左が親)のブラックパールです。親は実が赤くなってきましたが、8月になっても草丈は相変わらず小型です。上に伸びるより横に伸びようとしています。
右の子のほうは黒ではなく、少し斑が入ったきれいな濃い紫色でした。購入した赤い鉢の観賞用とうがらしと葉は斑入りで似ていますが、少し違う色です。種からだといろいろ出現するみたいです。
2013-8-31
_DSC0028親子-2013-8-31-1.jpg


子をアップすると親のブラックパールと同じ丸い実ですが、葉の色がすばらしいですね!
育つにつれ斑入りの葉数も多くなったようです。色もパープルで、とてもきれいです。
結局、観賞用とうがらしは葉の変化を楽しむもので、何色が現れてもそれまた面白いのですね。
さぁ珍しいリーフさん、どんどんいらっしゃい!
2013-9-9
_DSC0013パープルフラッシュのよう-2013-9-9-1.jpg


花壇に植えた苗のうち、1本だけ萎縮しているのは種をまいて育ったブラックパールです。
これは特に真っ黒な葉で、すごく魅力がありました。
でもこれ以上は伸びず、ウイルスに感染?しているような変な感じがしたので、抜き取ってしまいました。
処分するのがもったいないほどの黒色でした・・・
黒関連で、多肉植物のアエオニウム・黒法師は、購入したネームプレートは同じでも、やや茶色がかったのと真っ黒なのがあります。
2013-9-2
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そのほか花壇には種まきしたブラックパールの斑入りも数本ありました。先祖返りというのでしょうか・・・?
先祖返りと言えばヒマワリもそうでしたよ。この栽培もとてもおもしろかったです (*⌒ー⌒*)
関連記事 ヒマワリ(向日葵) 種まきから満開までの画像
2013-9-2
_DSC0039-2013-9-2-1.jpg


上と同じ場所に植えたブラックパールの子供で、親と同じ黒が現れています。奥は一緒に種まきした黄色の観賞用とうがらしでまだ色付いていません。
種の付き方もまた色々で丸型や細長型の下向きタイプや上向きタイプがあります。
手前の白い実は観賞用とうがらしではなく、ナス科 ソラナム属のフユサンゴです。
2013-10-14
_DSC0202◎-2013-10-14-1.jpg
↑右側手前に植えてある細かい葉はセダムです。この後はここはセダムを主体にした植えた軒下花壇になりました。
関連記事 グランドカバー セダムと猫

たくさんのプランターで水やりが大変になり、親のブラックパールは途中から花壇に植えました。が、変化がなくこの年でお終いです。
両隣りの白いペチュニアは最初はピンクの「さくらさくら」でしたが、2年経った昨年のこぼれ種から出たのから白くなりました。
関連記事 ペチュニア「さくらさくら」のその後の変化
2013-9-14
_DSC0015-2013-9-14-1.jpg


2014年はこぼれ種の観賞用とうがらしがいっぱい生えたので花壇に植えました。
こんな白が多い葉っぱの観賞用とうがらしも出現しました。昨年の黄色の100均の鉢のパープルレインのこぼれ種かと。
絶対ブラックパールからのこぼれ種からではないでしょうね・・?
※アルカリ性用土に植えたり、猛暑、熱帯夜が多い時期には新葉が黄化したり白化する鉄欠乏製の障害が出るとか・・・それかな?
2014-8-27
_DSC0096-2014-8-27-2.jpg

この花壇は白とブルーの花壇にし、とてもきれいで満足したのですが、白が入ると写真写りがとても悪くなり、よい画像がひとつもありません。
なお白とブルーの花壇は一部分ですが、アンゲロニアの咲く夏の花壇に大きな画像があり、よく写っています。