ナス科の野菜
ナス科の野菜,ナス属,トウガラシ属,ホオズキ属,タバコ属ナス科の野菜は,世界に約2,000種あるといいます。
これまでのそれぞれのナス科の栽培記がリンクしてあります。
ナス属
・ジャガイモ
くわしいジャガイモの育て方&ジャガイモのプランター(鉢)栽培
春の簡単ジャガイモ栽培 2012年
・トマト
ミニトマト
珍しいトマト栽培記
クッキングトマト栽培記
マイクロトマト プランター栽培記
・ナス
プランター ナス(茄子)の育て方 菊鉢でのナス物語
伝統野菜 「泉州水なす」栽培記
珍しい(カラフル)ナス栽培
収穫の多いナスの育て方 (トゲなしナス)
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トウガラシ属
・辛いトウガラシ
鷹の爪
日光唐辛子
韓国唐辛子
ジョロキア(激辛トウガラシ)
ハバネロ(激辛トウガラシ)
・辛くないトウガラシ
ピーマン
シシトウ
甘長トウガラシ
ハラペーニョ(メキシコ料理)
カプット(辛くない)
紫とうがらし(大和伝統野菜)
テラプリカゴールド
パプリカ(果肉が厚いカラーピーマン)
プチパブリカ(ミリオン)
オレンジキャンディ
バナナピーマン
香辛子(こうがらし) (新品種として開発された)
形は激辛のジョロキアやハバロネに似ているが、辛さが少なく香りがよいそうです。
※ 随時、栽培追加記事、加筆や修正しています。
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ホオズキ属
・ホオズキ
食用や薬用としても知られているが、腹痛や堕胎作用があるために多用は禁物です。
ナス科植物は全草に微量のアルカロイドが含まれていて、地下茎および根は酸漿根(さんしょうこん)と呼ばれ、子宮の緊縮作用があるヒストニンが含まれています。妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがあります。平安時代より鎮静剤として利用されていて、江戸時代には酸漿根を堕胎剤として利用した例もあります。
現在も咳や痰、解熱、冷え性などに効果があるとして、全草を干して煎じて飲む風習がある地方が存在するようです。(ウィキペディア参考)
こちらは栽培したことがある食用ホオズキです。(制作中
・オレンジチェリー(食用ホオズキ)
・スウィートミニ(食用ホオズキ)
その他
タバコ属。
・タバコ
子供の頃、大きな葉のタバコと蚕は農家の副収入で、どちらも生産時期には忙しかったのを覚えています。
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有毒成分
ナス科の野菜にはアルカロイドを含み有毒なものもあり、また薬用になるものもあるそうです。
ジャガイモの芽・茎は有毒(ソラニン、チャコニン)であり、中毒事件もあります。
疑問なのはその量です。またアルカロイドに対し強い人と弱い人がいるのかしら?
ジャガイモの小イモ(赤ちゃん芋)も同じ重さで比較すると有毒成分は多いということです。
(皮近辺に有毒成分が多いので)
これまでは小イモばかり集めて揚げたり煮物をしていました。食べてもなにも感じませんでしたが、止めたほうがいいのでしょうか・・・
詳しくは↓
自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ジャガイモ
ジャガイモ
トマトにも有毒(トマチン)が花、葉、茎に多く含まれ、ジャガイモのソラニンと、似た構造をもっています。知らないでトマトの葉を天ぷらにして食べたことが何度かありますが、量も3~4枚程度なので、特に問題はありませんでした。トマチンは大量に食べなければ大丈夫かな?
(個人差があるのでしょうか? マネはしないで下さい)
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連作障害
ナス科は連作障害が出やすい野菜です。連作しないで輪作をします。
同じ場所で栽培の場合は接木苗を利用したり、堆肥やぼかし肥料を入れて土壌改良をします。
ナス科の害虫
アブラムシやニジュウヤホシテントウ、ハモグリバイ(エカキムシ)、カメムシ、オオタバコガ、ハスモンヨトウ、メンガタスズメ、クロメンダカスズメ、アザミウマ、サビダニ、ネコブセンチュウ類などがいます。
またそれらを退治してくれる天敵の虫もいます。
その天敵がまたすごい威力を発揮してくれるので、我畑では殺虫剤は一切使っていません。
我が家で食べるだけの野菜や花類を栽培している関係上、いろいろな天敵がいるようです。全部はわかっていませんが、それがわかったときには収穫以上の喜びです。
たくさんの種類のテントウムシやカマキリ、クサカゲロウの幼虫、ニホンカナヘビ、ヒラタアブ類の幼虫、ハナグモ、狩りバチや寄生蜂、サシガメ類(ヨコズナサシガメ、アカサシガメ(赤刺亀虫))など・・・
これまで育てた花木、樹木、果樹、草花・野菜など12年間の栽培記録(2018年現在)
我が家の混植菜園&花壇 栽培備忘録
※ ナス科の草花類は別記事にしました