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スイセン(水仙)の育て方・花後の管理・栽培記

スイセン(水仙)の育て方・栽培記

荒らしてしまった畑からも芽を出して花を咲かせたスイセン(水仙)

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スイセンの育て方
スイセンは他の春植えの球根類と同様、一定の寒さに当たらないと開花しない性質があります。
鉢植えのスイセンも冬は外で充分寒さに合わせます。
日当たりと水はけがよい場所であれば、スイセンを育てるのは難しいことはありません。
地植えでは3~4年は植えっぱなしで大丈夫です。

◆スイセンの植え付け
球根なので、水がたまるようなところは避けます。
水はけや保水性のある土壌が適しています。腐葉土を入れて調節します。
低いところは培養土を入れて高く盛ります。

●地植え(庭や花壇)
10~11月に緩効性化成肥料を混ぜて植え付けをします。
日本水仙はもっと早く植え付けます。
間隔は2球入る程度で深さは2球分の土がかかるぐらい。

●鉢植え
市販の草花用培養土に川砂や小粒の軽石を混ぜ、緩効性化成肥料を入れます。
または赤玉土6、腐葉土3、牛ふん堆肥1の割合で配合し、緩効性化成肥料を入れます。

植え付け後の水やり
地植えはよほど乾いた時以外には必要ありません。
鉢植えは鉢土が乾いたら、たっぷり水やりをしてください。

肥料
地植えは緩効性化成肥料を混ぜてあるので必要ありません。
鉢植えも追肥は必要ありませんが、どちらも芽が出た時に液体肥料(リン酸を多く含むもの)を施すと良い花が咲きます。
我が家の水仙(スイセン)です。水仙(スイセン)の種類

花後の管理
◆肥料
スイセンの花が終わったら、花柄を摘み、お礼肥をできるだけ早く施します。
カリを多く含む即効性の化成肥料を、一球当たり茶さじ2杯ぐらい株元にばらまきます。
または液体肥料(カリ分の多いもの)を週一、葉が黄色くなるまで施し続けます。
N・P・K同等量の肥料を施し、カリ分の多いもの(草木灰、もみ殻くん炭など)施しても効果的です。

チッソ分の多いもの(油かす)はお礼肥えには適していません。
油かすはチッソ分が多いので球根が大きくなっても腐りやすくなります。よく昨年は咲いたけど、今年はスイセンの花が咲かないと聞きます。
スイセンのような秋植えの球根は花後に球根を太らせるかどうかで次の年の花に影響します。

スイセンは花後、葉がだらしなく茂るので切りたくなりますが、絶対に切らないでください。
葉を切ると球根が栄養を作れません。自然に枯れるまで待っています。

もうひとつの球根を太らせる条件は光合成を盛んにするために日当たりがよいということです。
最低でも半日以上は日光が当たるところです。
以上がスイセンの花を咲かせるポイントになります。

6月以降になったらスイセンの球根を掘り上げて、日陰の風通しのよいところで乾燥させ、秋まで冷暗所で保存します。
地植えでその場所が邪魔でないなら、スイセンの球根は掘りあげなくてもかまいません。
だいたい3~4年ぐらいを目安に掘りあげます。
スイセンはすごく増えるのですよ。4年も経つと1球が20球ほどになっています。

掘りあげた球根は無理にはがさず、よく乾かしてから分けます。
小さな球根も次の年には咲かなくても、1年間育てれば花が咲くようになります。

球根類は殺菌剤( オーソサイド、ポリキャプタン、ベンレートなど)で消毒すれば完璧なのですが、私はまだ被害がないのでしたことがありません。

翌年の植え付けは大きい球根と小さな球根に分けて植えるところを別々にしたほうがよいです。
小さな球根は養生してから次年にデビューさせます。地植えでそのままなら一緒でいいですが・・
次はスイセン(水仙)の育て方・栽培記です。

スイセン(水仙)の育て方・栽培記
2010年はすべてのスイセンがあまりにもふえてしまったので、分けて植え直しました。
植えっぱなしのスイセンはもうすでに根が出ていました。1個ずつ離して植えないで、ある程度(3~4個)まとめて植えました。
そのほうが花が咲いたときに見栄えがします。
手前はムスカリ 10-3

IMG_2811 ムスカリと-10-3-1.jpg


関連記事 畑の同じ場所に植えてあります。
ムスカリの育て方 寄せ植えの画像 2007~2009
チューリップの育て方 各種のチューリップの寄せ植え
ヒヤシンスの育て方 花後の管理 ヒヤシンスとムスカリの寄せ植え


さて翌2011年の植え替えたスイセンの全体の様子です。この年はあの東日本大震災がありました。
花見どころではありませんが、それでも球根類は季節が来ると咲いてくれます。
大きい球根も小さい球根も一緒に植えたので、まだパラパラとしか咲いていません。 
来年のスイセン、ヒヤシンス、ムスカリ、チューリップを楽しみに・・・
2011年春 4-5

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2012年のスイセン

上の画像の上方が道路になっていますが、そこのところです。
気持ちの余裕がなく、ほとんど手入れなしでも、たくさん花が咲いてくれました (*⌒ー⌒*)感謝
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2014年のスイセン
2013年1月下旬に足をケガしてしまい、足のケガが長引き、2014年はさらに庭や畑は荒れ放題になってしまいました。
恥ずかしながら・・・靭帯損傷? 闘病記
でもスイセンやムスカリなどの秋植え球根は植えてさえあれば、枯れ草の中から芽を出して花を咲かせます。
これはかなり嬉しいことです。
2014-4-8
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これからのことを考えると思いやられますが、まずはなんとかなるかな・・・?
ニンニクも植えっぱなしで2年も経っています。消滅してしまったものもかなりあるでしょう。
2014-4-8
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スイセンのコンテナ植え
10~11月に植え付けをします。
コンテナ植えの場合は狭いところでの観賞なので、地植えより浅く植えつけます。
間隔は1球か半球入る程度で深さは1球分の土がかかるぐらいで詰めぎみにします。

寄せ植えの場合は、ポリポットにまとめてスイセンを植えて育てておいて、花が咲くころになったらコンテナに入れて観賞し、花が終わったらコンテナのその場所に別の植物を植えてもいいと思います。

花の終わったポリポットのスイセンはそっくり根鉢を崩さないようにし地植えにしてお礼肥えをします。
水やりはコンテナの表面が乾いたら充分与えます。

スイセンのあとに同じ大きさの別の植物を入れておくとまた雰囲気の違ったコンテナができます。
繰り返し季節ごとに別の風景を作るためには他の植物は育ちの遅い葉物などにすれば管理が楽です。
例えばコクリュウ、ハクリュウ、1年ぐらいの単位だったらコニファーなどを取り入れます。
関連記事 コニファーの寄せ植え


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スイセンの神話や毒性など
ラテン名のNarcissusはギリシャ神話で美少年と言われるナルキソスNarkissosからきたとも言われています。
またギリシャ語のnarkeという「麻痺させる,昏睡,無気力」という意味の語からの由来ともいいます。
※スイセンの球根には神経を麻痺させるアルカロイドが含まれています。
narkeは英語の麻酔剤narcoticの語源だそうです。

ある小学校で、調理実習で作ったみそ汁を食べた児童5人が吐き気や嘔吐(おうと)の症状を訴えたとのこと。みそ汁に、校庭の菜園で栽培していたスイセンの球根をタマネギと間違えて入れたという。全員軽症ですみましたが、スイセンには中毒症状を起こす物質が含まれており、食中毒とみられているとのことでした。

2011年にもある小学校で、調理実習で作ったギョウザを食べて、食中毒の症状がでて病院に運ばれたという。ニラと間違えてスイセンの葉を入れたのが原因という。

スイセンを薬用(外用薬のみ)に利用するときは、金属以外のおろし器ですりおろし、小麦粉を入れて練り患部にはるそうです。腫れ物や肩凝りに効くとあります。
そのことでスイセンの球根に思い出があります。
私が母乳を与えていたころ、何回か乳腺が腫れて熱がでてしまいました。
そのとき義母がスイセンの球根をすりおろして小麦粉と混ぜ、おっぱいに貼ってくれました。昔から伝わっている民間療法ですが、医学的にも証明されているのでしょうか?

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