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モッコウバラの育て方

モッコウバラの育て方,黄木香(キモッコウ),白木香(シロモッコウ),剪定
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ランブラーローズはつる性のバラのなかでも、特に強くしなやかで伸長力のある枝をもっています。
ランブラーとは「ぶらぶら歩きをする人」という意味です。
モッコウバラはランブラーローズの中でも大型サイズになっています。


つるが8メートル以上にも伸び、房咲きの花が咲く春(黄色)は壮観です。
上の画像は(白)5月2日のものでつくば市のお宅のもので白いモッコウバラです。
黄色のモッコウバラほうが先に咲きます。


モッコウバラは常緑でトゲがないため扱いやすいというのが一番いい点ですね。
そしてバラの欠点である病虫害や耐寒性・耐暑性ともに強くため、とても育てやすいのです。
バラの中で、初心者向けといわれているのがモッコウバラです。


モッコウバラの花は、一季咲きで白または黄(クリーム色)の八重咲きで、小さな花が房状に十数輪ずつ咲きます。
花のサイズは直径2~3cmほどで大きくありませんが、良い条件下で育つとモッコウバラは見事に咲き揃います。


花付きがよく種を結びませんから花がら摘みの必要がないというのも管理が楽で有難いことです。
またモッコウバラはつるも細く柔らかいので誘引も楽ですね。
アーチ仕立て、フェンス仕立て、パーゴラ、ガゼボ、壁などに這わせたり、また狭い場所でもモッコウバラは日当たりさえ良ければスクリーン状に仕立てやすく、目隠しにもなります。



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モッコウバラの株の寿命もとても長いのですよ。
50年たっても元気で長さが10mにもなっているそうです。

・黄木香(キモッコウ)=ロサ・バンクシア・ルテアは秋篠宮眞子様のお印にもなっています。
・白木香(シロモッコウ)=ロサ・バンクシア・アルバは香りがあります。



モッコウバラの育て方

◆適した場所
モッコウバラの植える場所は日当たり良く、水はけの良い土壌です。

◆植え付け方法・肥料
元肥としては、堆肥、鶏糞、油粕、配合肥料、骨粉等を入れ、土とよく混ぜ、軽く押さえます。
そして、肥料が根に直接触れないように、土を15cm位乗せて、接ぎめが土に埋まらないように植え付けていきます。
冬には寒肥を与えます。

◆モッコウバラの剪定(せんてい)
※鉢植え・フェンス・ポール仕立てなどさまざまな仕立て方があります。
花後(7月ごろまでに)の剪定の仕方もどのくらいの木姿にしたいかで違ってきます。

・3年以上経った古枝・細枝・未熟枝を切り捨て、今までに花を付けなかった若い枝を 残していく方法。
・古いシュートを残して、新しい勢いのあるシュートを切る方法。
・残した枝を短く(30~50cm)切り詰める方法。 

一般的には現在の親株が順調に育ち、花数が充分なら、シュートを見つけ次第、切り取ります。数年たって花数が減って来たら、その年に出てきたシュートを誘引して作り直していきます。
ある程度枝を伸ばす場合は苗を植えてから3年ぐらいは剪定は必要ありません。
直立させると花付きが悪くなる為、太枝や新枝を中心に斜め上方向に誘引すると花付きが良い傾向があります。

モッコウバラは病害虫は少ないですが、アブラムシ、ハダニなどに注意します。

早春のキモッコウバラ。
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隣の家に迷惑をかけない剪定をしていて、前年の太いシュートは切ってあります。
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細かい枝はそのままにしてあります。
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幹も太くなりました。
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キモッコウバラの花が咲いた状態です。スクリーン状に仕立て、目隠しになっています。
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